2020年振り返り
2020年も終わるので、この1年を振り返ってみようと思いました。
年が明けたころは、これまでよりも外へ出ていこうという気持ちで「チャレンジの1年にしよう」と意気込んでいましたが、新型コロナウイルスの流行で自粛せざるを得ない結果に。リモート勤務などにはならなかったものの、必然的に個人も組織も、新しいスタイルが求められることとなりました。
ワタシはオンライン上に友達がいるタイプで、「年に1回は東京へ」と思っていたのですが、それが出来ない代わりに楽しめたのが「オンライン飲み会」でした。
東京へ行くことがなくとも遠方の友達と、それも年に1度とは言わず複数回もお喋りできるようになったのは嬉しかった。仮に東京へ行けたとしても年に1回ですし、一度の旅行で会える人数は限られてしまいますから。これまでだと、いきなり「テレビ電話しませんか?」なんてハードルが高くて言えなかったのに「オンライン飲みしませんか?」なら言いやすい。この変化は大きかったですね〜。
ブックデザインやエディトリアルデザインについて語ることのできる友達は地元にほとんどいない中、現役のエディトリアルデザイナーさんとお話する機会にも恵まれ、大変勉強になりました。文字や本周辺のデザイナーさん界隈というのはどうも狭いようで(笑)、あちらこちらでお知り合いのお知り合い・お友達のお友達に出会うのですが、それも普通に北海道に住んでいたら、おおよそ出来なかった体験ができました。ウェブ業界で働く方も多く、普段は紙媒体を主軸としている自分にとって「知らない世界を見る」良い機会となりました。これからはウェブもやっていこうとしているので、仲の良い先輩方がいらっしゃるのは心強いです。
また、会社では動画作成を新たに始めた年でもありました。(会社の名前はここでは出さないので、本名をご存知の方にしか伝わらない話ですが……)
もともと趣味を土台として、高校の放送部などでひとりで(他に人がいないので)やっていた「バラエティ番組のようなテロップを用いた編集」。実はそういったコンテンツを別の場所でやるというのは、ちょっとした夢でもありました。「うちの会社で番組作ったら、どんな感じになるんだろう?」というのは、常日頃から妄想していたことだったんです。ですから、頭の中に妄想であったものを、実際に放出していく感じの仕事となりました。なりましたというか、まだ今後もやっていかなければならないのが面白いです。
結果として「外へ出ていくチャレンジ」はまるで出来なかったけれど、「中にいながらのチャレンジ」は大いに出来た1年になりました。インターネットを初期から使っている身としては、ずっと「インターネットは一部の人が使うもの」という印象を拭えずにいたのですが、ふと気づけばネットがあらゆるところに普及していて、コロナ禍ではそれがなくてはならないものとなっている事に時代の変化を感じました。しかも自分のほうがめちゃくちゃ遅れていたみたいです(今更気づくなよ〜)。昨年購入したiPadも、電子雑誌や動画の閲覧のために大いに活躍してくれています。
じゃあ来年は何をしていけば良いんだ?と考えると、ことし準備したもの、それこそ、書体同人誌なり、動画なりを、より前に進めていくしかないという感じですね。あとグラフィックデザインおいては、今後コンペティションなどで目に見える成果を出していきたいと思い始めているので、ひとつひとつを確実にこなしていこうと思いました。
2020年、本当にたくさんの方にお世話になりました(あと1日ありますが)。また来年も仲良くしてくださいね。よろしくお願いいたします。
ミッフィーでした。
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