書評してみた〜超訳 孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール②
こんにちは、春とはいえ気温はまだ安定しませね。皆様いかがお過ごしでしょうか。何かと気遣いばかりが増えて疲れるご時世ですが、なるべくご自愛ください。
超訳 孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
著者:田口佳史 出版:三笠書房
仲間をゲットしよう編
なりたい自分というものは見つけた、ゴールも設定済み。あと計画に必要な物は何でしょうか。
人間一人では出来ることも限られてきます、ならば仲間が必要ではありませんか?仲間を作るためにはどうしたらいいのか、今回はそこに焦点を絞っていきます。
そもそもどんな人物の所に人って集まるの?
第1講の6から拾っていきます。著者の田口さんは、勢いだと解説してらっしゃいました。
どんな人と仕事がしたいか、という視点であれば、勢いがあって元気な人でしょう。元気がなくていきおいがない上司や同僚が側にいたと想像してみます、いくら計画がすばらしくても成功する気配が感じないと思われるでしょう。
特にですが、2020年4月現在、周りを見渡せばどこもかしこも元気がない様子。今だからこそ、元気があって勢いがあるというのは充分すぎる魅力となりえると自分は考えています。
自分には夢がある、目的がある、やりたいことがある。そのゴールが見えているなら勢いも湧いてくるはずです。ワクワクしてしょうがなくなる。そんな人と一緒にいた方が楽しいというものです。
しかし、ただ元気がよければいいという事ではない。と、言うことも述べてらっしゃいます。孫子すげぇ、これが2千年以上前に存在した人の考えだと思うとどれだけ頭がよかったのでしょうか。
勢いはあってもこんな人は苦手だなぁって人、いませんか?
勢い、というのは重要である。前項で述べたことでありますが、勢いだけで人は寄ってくるでしょうか?
例えば、元気があって勢いはあるけど、タイプが違う人が2人いたとしましょう。
Aさんは、あいさつが出来なくてありがとうが無くて偉そうな人。
Bさんは、誰にでも丁寧な言葉をかけて感謝を絶やさない人。
一緒にいるならBさんの方がモテそうです。
勢いがあって元気で謙虚である、そういう人って最強ではありませんか。同僚でも上司でもいいから1人くらい居ないかなって自分なら思っちゃいます。見た目を変える事はある程度、時間とお金があれば出来ます。逆を言えば、時間とお金があれば誰でも出来るのです。
内面や使う言葉を変えるのは大変です。謙虚さを身につけるという事はかなりの努力が必要でしょう。しかし身につけてしまえば、大体の土地で通用する魅力です。
謙虚さがもらたらす効果を説明しているのが、第1講の8です。読んでみると、なるほどなるほど。ストンと理解できました。田口さんはすごいお人です。
さらに続ければ、本当にブランディングにも利用できますよって事まで語りそうなので、これにてお開き。ブランディングについては自分も勉強中ですので、いつか文章にまとめられる日がくるといいなと考えております。
ここまでお読みくださりありがとうございます。まだ寒暖の差がある地域もあります、コロナやインフルエンザも油断が出来ません。皆様が幸せで健康な日々をおくれますよう、お祈りしております。