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着物で伊達政宗公へご挨拶

いよいよ年末を迎え、せわしない日々をお過ごしかと思います。
今年も1年、ありがとうございました。

さて、先日、仙台市にある仙台城跡・伊達政宗公へご挨拶に行きました。

実は仙台は私の故郷でして、帰省ついでに母と着物で遊びに行きました。

お昼過ぎに仙台駅に到着し、まずランチで訪れたのはいつもお世話になっている「びわね美和音」さん。

数年前に初めて伺い、今ではお着物でお出掛けする際には毎回利用させていただくほど、お気に入りです。
お料理の盛り付けがとても綺麗で、女性に丁度良い量でもあり、またメニューの種類が多く、リーズナブルで選ぶのにとても迷ってしまいます。

お店の中に川が流れていたり、石畳が敷かれていたり、とても風情のある店内となっているので、いつも母とキャッキャしながら写真を取り合いっこしています。

ただの廊下の角が素敵過ぎてパチリ

今回初めて玉手箱御膳というものを頼みました。
玉手箱がもう可愛い!

玉手箱御膳

お料理もおいしく、雰囲気も素敵で、母も私も大満足でした。

食事後、いよいよ仙台城跡です。
せっかくだからと仙台観光循環バスである「るーぷる仙台」に乗ろうとバス停で待っていたのですが、いざバスが来るとすでに満員・・。
20分後の次のバスに乗ってくださいとアナウンスがあり、結局タクシーで行きました。

タクシーでは、東日本大震災の影響で一部石垣が崩れていて通行止めになっているため遠回りしますと説明され、青葉山をグルっと回って到着しました。(タクシー代は確か3000円弱だったかな)

いざ仙台城跡!いざ伊達政宗公!
実ははるか昔とても幼い頃に叔母に連れられてきた記憶があるけれども、その時には無かったお土産屋さんや牛タン屋さん等の観光施設が充実しており、海外の方もたくさんいらっしゃっていました。

そしてワクワクドキドキしながら進んでいくと、居ました!会えました!
我らが伊達政宗公!!

伊達政宗公

青空に映える凛々しいお顔。
とてもとてもかっこよかったです。

若いうちに仙台を築きあげて仙台のトップとなり、やり手でカッコいい。
と故郷のヒーローへ淡い恋心を抱きながら、周りも散策。

仙台城が建っていた頃から今も残っているという大きな石にゴリヤクゴリヤクとなでなでして(普通に外に置いてあるものなので触るのもokだがきっと汚くて誰も触ったりしないだろう・・)、資料館に入って仙台城跡から出てきた海外の装飾品を見ながら「きっと支倉さんが持ってきたんだね」と言ってみたり、歴史に詳しくはないけれども母と一緒に楽しむことができました。

帰りは、タクシーで説明された通行止めの道(歩道はokみたい)の坂を歩いて下ったけれども、結構な傾斜の坂道で「鼻緒が食い込むよ~~」と母と笑いあいながら地下鉄の駅まで歩きました。

そして鼻緒が食い込んだ足を休ませるために、最後は仙台駅前AER(アエル)にあるカフェ「ホシヤマ珈琲店」で一休み。

このカフェ、壁に飾ってある大量のコーヒーカップから、お客様の雰囲気に合わせて選んでもらえるみたいで、自分がどんな印象を持たれるのかドキドキしていました。

私の印象は・・こちらでした🌸
とてもかわいい!大好きな朱色!

私の印象って華やかな感じなのね、とまんざらじゃない気持ちで一息つくことができました。

ちなみに母のは白いカップにブルーやパープルの小さなお花が書かれているもので「大人しい私にぴったりだわ」と大人しくない発言をしていました。

仙台市内は大きな街なのに、着物でお出掛けしている方をほとんど見かけなく、とても寂しい気持ちです。

2024年は、仙台はじめ日本全国、もっともっと着物の良さが広まればいいなと思っています。

最後に、今回のお着物は母も私も江戸小紋でお揃いにしました。

お揃いの江戸小紋

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