【デッキ紹介】まもりーAiー【機塊×@イグニスター】
※前置きがいらない方は「繋がる世界」の項まで飛ばしてください。
初めまして、そさもとと申します。
先日、遊戯王の超大規模オフ会「第7回AAオフSP」に参加してきました。
そこで使用した「機塊」のデッキにいろんな反応を頂けて嬉しかったので、せっかくだし記事でも書くか……と思い至りました。
拙い文章ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
◆そもそも機塊とは
遊⭐︎戯⭐︎王VRAINSで登場した、レベル1・リンク1のモンスターを主体とするテーマです。
リンクモンスターが相互リンクであるときと、そうでないときとで異なる効果を持っているのが特徴的です。
そのため、テキストの文字数が多く、「ややこしい」「覚えられない」といった声をよく聞きます。
が、難しく考えなくていいし全部覚える必要もありません。
最大のポイントは1つ。
機塊のリンク体は戦闘にめちゃくちゃ強い!
というか戦闘時以外の効果はほとんどなく、テーマ内に妨害魔法罠もないので、機塊デッキは後攻を取ってワンターンキル、先攻になったら汎用リンク体で妨害をする型が多く見受けられます。
筆者も最初はそういう組み方をしてMDで遊んでいました。
◆選択肢は2つじゃない
しかし、使っているうちに気づきます。
①後攻でワンキル
②先攻はすることないから汎用リンクで妨害
……って別に機塊じゃなくてもできるじゃん!
もっと機塊である必然性が欲しい……
本当にこれしか選択肢はないのか……?
否、
③機塊が戦闘に強いなら先攻で出して相手に攻撃を強制させる
これだ!
じゃあ、攻撃を強制させるカードが欲しいな……
!!
機塊からサイバース展開に繋げるには……
!!!
全てが繋がりました。
もう組み上げるしかありません。
ロボッピ、Ai、リンクリボーの絆のデッキを。
◆繋がる世界
そうして出来上がったものがこちらです。
《ダークナイト@イグニスター》を対象に《Aiシャドー》を発動することで攻撃を強制させ、相互リンク状態の《扇風機塊プロペライオン》の効果で攻撃してきた相手モンスターの攻撃力を0にして迎撃します。
この効果は1ターンに1度しか発動できませんが、《機塊コンバート》で一時的に除外することで再び発動できるようになります。
そして、サイバース族が戦闘ダメージを与えると、《ライトドラゴン@イグニスター》の効果で墓地のリンクモンスターを蘇生することができます。
種族を問わないため、先攻展開で使用した《計量機塊カッパスケール》を蘇生すれば次ターンの攻め手に繋がります。
さらに《ライトドラゴン@イグニスター》には、自分のモンスターが効果で破壊される代わりに自身のX素材を取り除く効果もあるので、バトルフェイズ前に機塊たちを除去されにくいです。
場に残っている《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》はただ展開後に余っているわけではありません。
墓地から@イグニスターモンスターを除外することで、墓地に存在する《イグニスターAiランド》を場にセットできるので、それを破壊して《家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド》を毎ターンサーチできるのです。
元々場にあった《家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド》は墓地へ行きますが、それを除外することで相手ターンに使用した《機塊コンバート》を手札に戻せるので、最初の盤面に戻ります。
◆デッキレシピ
デッキコード:2r7n5h2
◆展開方法
用意するものがこちら⤵︎
・場にレベル1機塊×3
・手札か場にモンスター×1(儀式素材)
・墓地に魔法×1(サイバース・ウィッチのコスト)
レベル1機塊モンスター2体をリンクリボーに変換してサイバース族の展開を行い、残り1体は最後に《扇風機塊プロペライオン》になります。
一応ニューロンに展開方法を書き起こしてありますが、長いし分かりにくいと思うので動画も用意しました。
機塊モンスターは横並びしやすく、レベル1ということで《ジャック・イン・ザ・ハンド》や《ワンチャン!?》も採用できるので、事故率は低めだと思います。
◆その他採用カード
・掃除機塊バキューネシア
手札を1枚捨てることで、相手の場のカード1枚を破壊できます。
また、相互リンク状態であれば、手札コストなしでメインモンスターゾーンのモンスター1体を破壊できます。
魔法罠除去用に採用しています。
・洗濯機塊ランドリードラゴン
ダメージ計算後、相互リンク状態であれば相手モンスターを除外、相互リンク状態でなければ破壊して元々の攻撃力分のダメージを与えます。
めちゃくちゃつよい。
マスカレアストラムのような固い耐性持ちモンスターを突破できるので採用しています。
・充電機塊セルトパス
現状唯一のリンク2機塊モンスターで、相互リンク先の機塊モンスターの攻撃力を上げることができます。
主に《ダークナイト@イグニスター》を除去された後にEXモンスターゾーンに出し、機塊で押し切るために採用しています。
(あと初手に魔法がなくて所定の展開ができないとき用)
◆おわりに
以上、機塊と@イグニスターの混合デッキ【まもりーAiー】の紹介でした。
対戦した方が「機塊も@イグニスターもそれぞれのテーマのカードだけで固めないといけないと思っていた、こんなに別テーマと混ぜられるとは知らなかった」と言っていたのがとても印象的でした。
そう、@イグニスターを主体にするとどうしてもサイバース族縛りが構築の幅を狭めてしまいますが、実は機塊には展開上の縛りが全くないんです。
なので、この記事をきっかけにもっと機塊ユーザーが増えて、いろんなコンセプトの機塊デッキが生まれることを願っています。
その先に新規カードが待っていると信じて……