【映画】事故物件 怖い間取り を公開初日に観た。ネタバレ無し。
この映画の主役が"亀梨和也"さんだと知ったとき
思わず発したのが、
「タニシ売れて良かったな。。」
であった。
松原タニシさんの身内かとも思えるような発言。
もちろん、私の日常生活では表に出さないまでも
内側では、ひとり宴会騒ぎであった。
というのも、怖い話、心霊、オカルト。
大好きという言葉では言い表せないほど、
時には疲れている心の癒しでもあるそれらを長年愛でてきて、
北野誠氏の『お前ら行くな』は
TSUTAYAで漁り、YouTubeで何度もみてきた。
北野氏の隣に松原タニシさんが登場した時は
この人どうなっていくんやろ?と
将来を心配したこともあったのだ。
しかし、今や、
大規模イベント開催者、
ベストセラー作家、
書籍映画化、
亀梨くんがタニシ。
ドラえもんに頼んだかのような
夢のような未来が、現在であります。
おそらく私のこの興奮は、
そのまま誰かに伝えられるものではないほど興奮している。
さっそく、映画の日程にスケジュールを合わせ、
映画公開初日まで予告を追いかけまくり、
時間帯は18:40〜
程よく薄暗い時間帯をネットで予約したのであった。
ここまで、語ってきたが
私の中には大きな裏切りがある。
それは、
原作『怖い間取り』を読んだことがない。
なぜなら、
”お前ら行くな”のタニシだけでなく、
OKOWAも制覇している私にとって
知っている話ばかりのような気がして、
まだ目を通していない。
今回、映画に魅力を感じたのは
怪談で聞いている話の映像に
自分の想像がどれだけ追いついているのか、
あるいは遠い、
またはそれ以上を求めて、
そして、ジャニーズとのコラボを感じたかったのだった。
予約段階で席は埋まっておらず
少し肩透かしを食らった気がしたが、
席についてみると、どんどん埋まって満席になった。
R指定無しではあったので、グロはないかと思ったが、
少し目を伏せたくなる場面が、2分ほどあった。
タニシがサラッと表現していた殺人描写だ。
ひどい事実がある限り、映像化してしまう必要性があったのかもしれない。
一緒に連れて行った小学生の娘は
怖い場面は顔をモフモフ(ぬいぐるみ持参)で隠していた。
つまりほとんど映像は観ていないそうだ。
R指定なしの程よい怖い場面満載であった。
どんどん亀梨くんがタニシに見えて、
映画の終盤にはタニシが恋しくなるくらいだった。
尾野ちゃん(奈緒さんの別ドラマの呼び名が好き)がタニシの身近な存在として登場するが、
怖がりな霊感少女が起爆剤となっていて、
そして彼女の狂気さも見え隠れして良かった。
観終わったあと、全く後悔なく映画館を出た。
漫画の実写化において、
映画の後、後悔が残り、
漫画の世界をもう一度焼き付ける作業をしたことがあった。
それが無かった。
タニシの世界観をのぞいた感じがして、
ただ、タニシが恋しくなった。
細かいところまで気がついて、周囲に気配りができる男。
霊が取り憑いてることを受け入れる懐の深さ。
それらは、特にOKOWAのイベントやyoutubeで垣間見ることができる。
それが恋しくなったのだ。
映画を見たことで、
タニシを亀梨くんに置き換える装置が私の中にある今だからこそ、
思う存分堪能していこうと思う。
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