専門実践教育訓練給付金の「ジョブカード作成」はお早めに!
「専門実践教育訓練給付金」って聞いたことがありますか?
教育訓練給付金の大型版のようなもので、厚生労働大臣が指定した専門実践教育訓練の講座を受講し、一定の要件を満たす場合は給付金がもらえるというものです。
4月から通う大学院がこの「専門実践教育訓練給付金」の対象で、手間はかかるけれどやっておいたほうがいいよ!と言われて慌ててやりました。
なにせ、最大で受講費の70%(最長3年間の訓練期間で上限額は168万円)が支払われる、ということですから金額的に大きいのですよ!!
詳しい申請方法はこちらのページを見ていただくとわかりますが、私がよくわからなかった「ジョブカード」の作成方法について説明します。
・ジョブカードはいつ、どうやって作ればいいのか?
・ジョブカードを作るにはどれくらい時間がかかるのか?
※なお、在職中の人はジョブカードではなく、職場で証明書を書いてもらうことでも対応できます。この証明書のフォーマットもよくわからなかったんだけれど、ハローワークに問い合わせるとフォーマットをもらえます。
まず、ジョブカードという制度自体はこの給付金とは関係がなくある制度です。知らなかったけれど・・・・。
詳しくはこちら
ジョブカードはいつ、どうやって作ればいいのか?
ハローワークが委託しているらしくハローワーク経由で「訓練前キャリア・コンサルティング」なるものを受けて作成する必要があります。
訓練前キャリアコンサルタント、の予約を取る必要があるのですが、ハローワークに問い合わせると連絡先を教えてくれます。その連絡先経由で予約が取れます。
作成期間ですが、講座が始まる1か月前に申請が必要なため、その前に作成する必要があります。
※私の場合、大学院の開始が4月1日のため、2月28日までに提出が必要な状況でした。そして、この時期とても混んでいるということで、予約が取れた日がぎりぎりの2月28日、ぎりぎりセーフ!でした。
4月開始の講座の方は早めに行動することをおすすめします!
ジョブカードを作るにはどれくらい時間がかかるのか?
まず、事前にジョブカードを作成しておく必要があります。
あらかじめ作成したジョブカードを持って行ってコンサルティングを受けることになります。
ジョブカードの作成はこちらのページからソフトをダウンロードするか、エクセル/PDFをダウンロードすることで可能。
ソフトのほうはめんどくさそう(汗)だったのでエクセルダウンロードで作成しました。
作成する書類数は在職中/求職中によって異なるようでしたが、在職中の場合は4種類の書類の作成が必要でした。
イメージとしては履歴書を作成するのに必要な項目+今まで受けた講座を列挙するようなものです。
完成したジョブカード(書類)をもって、予約したキャリアコンサルティングに行きますが、場所はハローワークの一角にあるブースで行われます。
時間は約1時間。
コンサルタントと書類を元に話をしながら、最後に証明書を書いてもらって終了です。
通常は1回で終わるとのことですが、事前に用意した内容が足りていないと2回目もあり得るとのことでしたので、内容はしっかり書いておいたほうがよさそうです。
「専門実践教育訓練給付金」は新しい制度らしく、ネットで調べてもあまり情報が載っていません。
まずは住んでいる地域のハローワークに問合せをすると、詳しい書類を郵送してくれるのでまず問合せをするとよいです。
雇用保険の条件、受講する講座によって、給付金が出る場合と出ない場合がありますので、まずは給付金の対象になるか調べてみてください。
給付金対象になっている場合はお早めに書類の対応をしてくださいねー!