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パパ達の育児交換日記(No33)

 三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第33号となる今回は夢旅人が担当いたします。
 12月も半ば。クリスマスも近づいてきましたが、世の中が世の中だけに、あんまり人も街も浮かれていないですよね。でも、こんな時こそ、「笑顔」や「笑い」が必要なんだという気がします。

 さて、今回から3回ほどにわたっては「子どもと一緒に○○する」というテーマで日記を書きたいと思います。
 まずご紹介するのは、「子どもと一緒に季節を盛り上げる」です。季節と言っても春夏秋冬ありますので、それぞれの時期にイベントはあるわけですが、今の時期だと、わが家は毎年、イルミネーションを飾ります。

舘さん1

 それほど派手ではないものの、うちは田んぼの中の一軒家みたいなものなので、遠くからでも目立ちます。近所の方にも、「今年もやってますね!」と言われますし、以前、うちの場所が分からない宅配業者さんに、「イルミネーションの家です」と言って、配達してもらったことがあるぐらいです(笑)。
 子どもたちも思春期になり、忙しくなったのもあって、手伝ってくれる時間も少なくなりましたけど、冬になる前の恒例行事として、かつてはみんなで飾ったものです。そして今でも、「おっ、今年のは左右のバランスがええやん!」などと嬉しそうに言ってくれます。

 他には、春先の鯉のぼりがあります。こちらは、それこそ家族総出でポール立てから始めます。私より背が高くなった長男などは、重要な働き手です。春風にたなびく鯉のぼりを見て、季節の移ろいとともに子どもたちの成長も感じるというわけです。
 他にも、暮れのお餅つき、節分の豆まき、ひな祭り、七夕などなど、季節の行事ごとは家族みんなで取り組むのが「わが家流」です。豆まき、七夕飾りは子どもの成長とともに簡略化されつつありますが、できる限り、年中行事は大切にしていきたいなと思っています。

舘さん2

 こうした年中行事ですが、最近はだんだん見かけなくなっていますね。鯉のぼりも町内であと1軒あるかどうかといったところです。逆に、ハロウィーンなどは盛り上がっているようですが・・・。年中行事にはそれぞれの意味があります。例えば、端午の節句に菖蒲湯に浸かるのは、季節の変わり目に邪気を払うなどの意味があるそうです。古くさいかもしれないけど、そんな意味合いと一緒に、子どもたちに日本の文化を伝えていくことも大人の使命ではないかと思っています。
 それと、家族みんなで取り組むことで、子どもたちも立派な家族の一員なんだという意識を持ってもらいたいという思いがあります。そんな甲斐もあってか、子どもたちは家族思いのやさしい子に育ってくれています。家族って、ワンチームなんですよね。誰かに負担が偏ってもいけないし、ワンマンプレイでもいけない。

 父親としては、子どもが小さいうちは何かとリードしなければなりませんが、やがて子どもたちも意見を言うようになります。その時に、同じワンチームの一員として尊重できるかどうかが大切だと感じます。まさに、ラグビー日本代表チームが理想ですね。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No32)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記

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