パパ達の育児交換日記(No159)
三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第159号となる今回は夢旅人が担当いたします。
10月になり、各地でイベントが盛りだくさんですね。ポストコロナとなり、段々と行事が元に戻っていくのは嬉しいものです。一方で、コロナ禍を機に、消滅してしまった行事も少なくはないでしょう。私の住むまちの町民交流イベントも、コロナ禍でなくなってしまいました。人口減少や少子・高齢化にともない、行事を続けていくのが難しくなる地域もあるようです。
ということで、今回の日記は地域での子育て…子ども会をテーマにしたいと思います。
皆さんのお住まいの地域には子ども会はありますか?
私の住むまちには子ども会(正確には、子どもたちの集まりである「子ども会」と、その保護者の集まりである「育成会」からなります)があります。一般には小学校に入学すると入会のお誘いが来て、小学校を卒業するまでが会員です。
私は、次男が小学校6年生の時に育成会長を務めました。育成会長の折には、子どもたちが喜ぶことを考えたいと思い、恒例のバスツアーやボウリング大会に加えて、移動児童館に来てもらったり、講師さんを呼んで「森のアレンジ」をつくったりしました。
子どもたちも楽しそうにしてくれましたし、それを見ている私たち親のほうも楽しかった思い出です。
また、「子ども会」は子どもたちのための会なのだから、子どもたちの意見を尊重したいと思って、バスツアーでの車内レクリエーション企画検討会議を行いました。
子どもたちは「あれをしたい、これをしたい」とワイワイとにぎやかに考えてくれて、たくさん出たアイデアの中から、いくつかに絞りました。そして、実際の車中でも、企画を考えてくれた上級生の子たちが司会をしてくれました。とても素敵な時間でした。
ご多分に漏れず、私の住むまちも、子ども会への入会者が減っているようです。会を運営していくために役員会があり、いろんな決めごとに加え、地域の行事への参加も求められることになります。親は、それを敬遠して入会も辞退するようです。
でも、本来、子ども会・育成会は子どもたちを地域で育むための会であるはず。親が役員になりたくないから子ども会・育成会は要らないというのは、やはり本末転倒な気がします。
自分の子どもが大人になった時、将来の地域社会を形づくっていくのは、自分の子どもの友だちなど、まさに地域の今の子どもたちであるわけです。ですから、自分の子どもと同じぐらいに、地域の子どもたちも大切にしていきたいと思います。
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