パパ達の育児交換日記(No74)
三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第74号となる今回は夢旅人が担当いたします。
10月に入ってだいぶ暑さもやわらぎ、過ごしやすくなってきました。こうなると、緊急事態宣言も開けたことだし、外で遊びたくなりますね。まったくの余談ですが、私はこの時期、「虫とバイクが出てくる季節」と子どもたちに言ってひんしゅくを買います。乗らなくなって久しいですが、一応私もバイク乗り。春と秋は本当にツーリングに最適です。
そういうことで今回はバイクの話……ではなく、公園での遊びの話です。今回からいくつか、私が子どもと一緒に遊んできた、公園での遊び方についてご紹介します。
振り返れば、私が子どもと一緒に公園で遊んだのは、2、3歳の頃から小学校の頃までが一番でした。わが家の近くにある公園には本当によく出かけました。そこは里山を残してあり、芝生広場もあり、遊具もほどほどにあって、いろんな遊び方ができます。
ちょうど今頃の季節。秋になると、木々が紅葉し、落ち葉もたくさん積もってきます。里山の中の遊歩道を歩けば、赤や黄色のきれいな葉っぱに出会えますし、少し険しい「探検路」を歩くと、折れた木やドングリ、松ぼっくりも落ちています。宝さがしする気分で、自分の気に入った葉っぱやドングリを集めて歩きます。
なんだか、芸術作品にも見えませんか?
この写真は、長女が4歳、長男が2歳の頃です。二人しか居なくて、心にも余裕があったのかもしれません(笑)
こんな遊びをするきっかけを与えてくれたのが、2005年に開催された「愛・地球博」です。上の写真は、その閉幕直後ぐらいです。
前にも少し触れた「一人ひとりに向き合う」の始まりは、長女と6回にわたって出かけた「愛・地球博」なんです。そこでの体験──知らない国の人との交流や自然体験などなど──は、長女の感性に何かしらプラスの影響を与えてるんじゃないかな、なんて思っています。
ちょっと逸れましたが、その「愛・地球博」の中のプログラムの1つ、「森の自然学校」に参加したときに教えてもらったのが、「森の万華鏡」というもの。
何気ない落ち葉や枝、松ぼっくりが、工夫一つで面白いものに変わるんだということに気づかされました。単純な私はそれにインスパイアされ(笑)、それからしばらくは、近くの公園でいろんな遊びを考えるようになった、というわけです。
「子どもは遊びの天才だ」と言われますが、私は「お父さんも遊びの天才だ」と思っています。だって、二、三十年前は「遊びの天才」だったんですからね。
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