パパ達の育児交換日記(No38)
三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第38号となる今回は夢旅人が担当いたします。
今年は日本海側で大雪である反面、富士山の積雪が非常に少ないそうですね。異常気象なのかもしれませんが、ともあれ私は寒さが苦手です。冬眠するクマさんがうらやましく思うぐらいです。だからという訳ではありませんが、季節外れの話題を少々・・・。
前回から「子どもと一緒に○○する」というテーマで日記を書くことにしましたが、今回は「子どもと一緒にキャンプに行く」です。第13号でも「好きなことに巻き込む」と題して、アウトドア志向であることを紹介しました。
毎年夏になると、家族キャンプにでかけるのもわが家の恒例行事です。去年は「三密」を避ける人でキャンプ場がごった返し、残念ながら家族キャンプを断念しました。次男は「じゃあ、冬に行こうよ!」と言いますが、父は寒いのが苦手であります・・・。
家族だけでのキャンプらしいキャンプは、三男が1歳の頃でした。その時、私が作ったのが「キャンプしごとぶんたんリスト」です。リストはA、B、Cの3つあり、やるべき仕事が書いてあります。これを長女、長男、次男で選び、分担するのです。仕事の中には「おこめをとぐ」などのほか「○○くん(三男)とあそぶ」というのもあります。ミッションを与えられた子どもたちは、「次は何かな~?」と言いながら、張り切って仕事を分担してくれました。
翌年もリストを作りましたが、その次の年には作らなくなりました。なぜなら、言われなくても仕事を分担するようになったからです。みんなで仕事を分担し合わないとキャンプが成り立たないことが分かったし、みんなで分担することが楽しいと分かってくれたのだと思います。そうやってみんなで作ったキャンプ料理の格別なことといったらありません!
キャンプをはじめ、野外生活はいろいろなことを教えてくれます。・・・川遊びは楽しいけれど、想像以上に流れが速いこと。燃えやすい木、燃えにくい木があること。ご飯をお鍋でおいしく炊くには、蒸気のにおいがポイントだということ・・・などなど、普段の生活の中では使わないだろうけど、自分にも五感が備わっているのだと再確認することで、人間らしさを高められているのではないかと感じます。大人にとっても、忘れている何かを思い出させてくれるかもしれません。
アウトドアの得意不得意は人それぞれです。それに合わせて高規格なキャンプ場(最近ではグランピングなんてのもありますね)から、自然と一体になれるキャンプ場までさまざまです。少しでも興味のある方は、ぜひ、親子でキャンプに出かけてみてください。必ず、新しい発見があるはずですよ!
私も、冬キャンプに挑戦してみようかなぁ・・・。
これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No37)はこちらから↓
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