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パパ達の育児交換日記(No58)

 三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第58号となる今回は夢旅人が担当いたします。
 例年にない早さで梅雨入りした今年ですが、その後はふだんの5月の気候に戻りましたね。6月も中旬となり、やっと「本当の」梅雨入りといった感じです。暑くなったり梅雨冷えだったりのこの時期はどうも体調を崩しがち。家族みんなで健康に気を付けたいなと思います。

 去年の春は、新型コロナウィルスの影響で学校が休校になりました。得体の知れない感染症ということもあって、子どもたちの間にも不安が広がり、学校に行きづらいと感じる子どもも増えたと聞きます。
 ウィルスだけでなく、さまざまな原因によって「学校に行きたくないな」と感じることは、だれでも多かれ少なかれ経験したことがあるのではないでしょうか。学校は小さな社会ですので、行くのに勇気が必要な時もあります。

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 うちの子どもたちも、ご多分に漏れずそういう時期がありました。そんな時期にどんなふうに背中を押していたのかをご紹介したいと思います。

 うちの場合、いろんな方法で本人のがんばりを可視化しました。
 といっても単純なことで、あるときは「山登り」に見立てて、1つできたら1合目クリア、10個できたら富士山登頂という感じです。
 またあるときは「世界一周チャレンジ」と題して、世界旅行を題材にしました。私の世代で、分かる人には分かる「世界一周双六ゲーム」の感覚です。マニアック過ぎるかな(笑)

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 大切なのは、本人のがんばりを認めてあげることです。だから、方法はひとそれぞれで構わないでしょう。世界地図を書かなくても大丈夫です(笑) 親が「こんなにがんばったね」「こんなにできたね」と評価しているのだということを、子どもへのメッセージとして伝えることが大切なのだと思います。

 とはいえ、何が何でもがんばらなければならないということではありません。本当にしんどいときは、親が子どもを守ってあげることが第一です。勇気づけのために背中を押すことも、押さずに抱きしめてあげることも、どんなタイミングで、どこまでやれば良いのかは加減が難しいところです。でも、子どもをしっかり見ていれば、そのさじ加減が見えてくるはず。
 これから小学校や中学校に進むお子さんを持つお父さんには、そのあたりを意識してもらえると嬉しいなと思います。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No57)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記

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