パパ達の育児交換日記（No48）

　三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。今回の担当は、カエルのおっちゃんこと川端が担当します。
　今回が令和2年度最後の日記。そして、早いもので日記がスタートしてまもなく1年、第50号の節目も見えてきました。1年前の春、緊急事態宣言という初めての事態・日常を過ごしている中で、パパ達が育児について感じていること、時には悩みや課題などを気楽に情報交換する機会を作ることができれば、という思いも込めてスタートした交換日記。1年続けていると、県知事名で表彰を受けることができるなど、色々と反響も出てきました。これからもメンバーのみんなと一緒に、楽しく交換日記を続けていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。

　さて、日記を書いている今日は自分の妻の誕生日。記念日に日記当番が回ってきたのは全くの偶然ですが、いい記念になるなあととってもありがたかったです。
　妻の誕生日の出来事で思い出に残っているのは、今から8年前の誕生日。当時は長男が保育園を卒園し、小学校入学を控えたタイミングの誕生日でした。妻に「誕生日のリクエストある？」と聞くと、「長男の卒園記念で、長男の仲良しの友達とその親を家に招いて、賑やかにパーティーをしたい。」というもの。
　それならば、ということで、我が家に仲良しの友達8名くらいと、そのお母さんを我が家にお招きし、ワイワイとパーティーをすることになりました。最初は食事をしながら賑やかに過ごしていましたが、しばらくすると、お母さん達から、「ママトークをするので、子ども達をまとめて面倒見て欲しい」という追加リクエストが入りました。
　年長から小1に向かう、ある意味だんだんとパワーが増してきた小さな怪獣たちを一人で面倒見るのは並大抵のパワーではありません。そこで、自分が思いついたのが、子ども達にヒーローになってもらい、自分が怪獣役となった「戦いゴッコ」をすること。ちょうどスーパー戦隊にはまっていた長男とよく戦いゴッコをしていたので、その延長戦のような感じでした。

　遊びとはいえ、やるからには本気でやらないと面白くありません。そこで、自分は悪者らしさを出すために、パパサークルの活動などで使っていた「ホネホネ」のスーツを着て、骨骨星人として子ども達との戦いに挑みました。

　これが子ども達には大うけ。星人はやられても、やられても、「もう1回やろ！」というリクエストが子ども達から入り、それこそフラフラになるまで戦いを続けましたが、戦いの中で子ども達との友情？が芽生え、この子たちとは8年経った今でも会うと色々と話ができる関係になっています。やっぱり、子どもと向き合うときは、本気でぶつかるのが大事ですね。

　骨骨星人の遊びはお母さん達にも「私たちには絶対にできない遊びだわ」って好評で、この時「なるほど～、こうやってパパが子ども達と向き合うこと、パパならではの遊びはママは喜ぶんだなあ」って改めて感じたのを今でも覚えています。パパとママ、それぞれが同じように子どもと向き合うだけでなく、それぞれの得意とすること、役割で子どもと向き合うことも大切。そのことを学んだ誕生日として、今でもとっても思い出に残っている出来事でした。

　今回は思わず「骨骨星人」の話になってしまいましたが、着ぐるみを着たり、被りものをしたりすると、普段は恥ずかしかったり、躊躇してしまうことも、別人格になった感じで思いっきり取り組めるので、機会があればぜひパパ達試してみてくださいねって、そんなアドバイスはないですね(笑)。

　さて、このパパ達の育児交換日記、節目の50回を迎える頃に、記念に何か楽しいことをしたいなあって画策中です。また、こちらの日記でも紹介できればと思いますので、ぜひお楽しみに！

これまでの「パパ達の育児交換日記（No１～No47）はこちらから↓
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