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パパ達の育児交換日記(No42)

 三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第42回目はカエルのおっちゃんが担当です。今回は「お風呂」をテーマに日記を書きたいと思います。

 皆さんは親と何歳まで一緒にお風呂に入っていたか、覚えていますか?「自分はいつまで一緒に入っていたんだろう?」って思い出してみると、小学校高学年の時に一緒に入っていた記憶はないので、低学年の時には卒業していたのかもしれません。ちなみにある統計調査では、男の子は11歳、女の子は10歳になると、半数以上は親とお風呂に入らないと回答しているそうです。

 今から13年前、長男が産まれた時から「子どもをお風呂に入れる」のが自分の育児の一コマになりました。最初は怖々と入っていましたが、だんだん身体がしっかりしてくるとともに、お風呂の中で一緒に遊んだり、話したりすることが大事なコミュニケーションの時間となり、自分自身のリフレッシュの時間にもなっていきました。そして、次男、三男、四男と産まれるたびに、同じようにお風呂は大事な時間となっています。

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 一方で、身体が疲れているときなどには、「お風呂にひとりでゆっくり入りたいなあ~」って思ったりすることもありました。子ども達が大きくなるにつれて、湯船に自分1人プラス子ども達4人が入ると、もう身動きができずにギューギュー状態。そして、誰が最初に洗うとか、お湯がかかったとか、ちゃんと洗ってないとか、あれやこれやと賑やかな会話が途切れることはなく、「お風呂=リフレッシュ」の場からは程遠い状況でした。

 そんなお風呂事情が続いていた我が家でしたが、長男が中学生になるとその事情も変わっていきます。小学校卒業前からみんなでお風呂に入るのを避けるようになっていた長男は、中学入学とともに「お風呂は一人で入る」と宣言し、すっかり一緒に入ることはなくなりました。それに触発されたのか、次男や三男も「お風呂は親と入るもの」という概念が壊れたようで、兄弟だけで入ることも増え、自分と一緒にお風呂に入る機会はグッと減っています。

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 今や、自分のお風呂パートナーは四男のみ。ある意味「お風呂でリフレッシュ」という場が復活しつつありますが、そうなると人間は勝手なもので、「もう子ども達とお風呂に入ることはないのかなあ」という思いが湧いてきて、最近は寂しい気持ちになることもシバシバ。そして、四男とのお風呂もいつまで入れるのだろう?と思うと、この時間を大事にしたいなあって気持ちが強くなっています。

 「子育ては期間限定の宝の時間」。お風呂にかぎらず、子育て真っ最中はなかなか余裕を持てず、いつまでこの大変な状況が続くのだろう、なんて思ってしまいますが、子どもと一緒に過ごせる時間は有限であり、あっという間に終わりがやってきます。悔いを残さぬよう、子ども達との時間を楽しみたいなあって改めて感じるこの頃です。

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これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No41)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記

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