パパ達の育児交換日記(No178)
三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第178号はカエルのおっちゃんが担当します。
新年度がスタートして早くも2ヶ月近くが経過しました。
子ども達も新しい学校、新しいクラスに慣れてきて、生活のリズムもできてきた頃ではないかと思います。
今回のテーマは「小学校の運動会」について。
我が家の子ども達が通う小学校では、毎年5月の最後の週末に運動会が行われます。
以前は9月に実施していましたが、熱中症対策として数年前から5月に開催時期が変更になりました。
最近では9月でも残暑が厳しい日が多く、運動会に向けての練習も暑い日が続く中なので、個人的には時期の変更はいいことではないかと思います。
5月開催になると1年生はまだまだ小学校生活に慣れていない時期。
運動会の指導を先生たちは大変だと思いますが、保育園や幼稚園の名残りがある1年生が運動会で頑張る姿は、なんともほのぼのした雰囲気で、こういうのもいいなあって感じます。
もう1つ、運動会の実施方法で代わったのが、全校児童による「1日開催」から低学年・中学年・高学年の「3部制による開催」になったこと。
感染症対策で密を避けるために導入された制度ですが、感染症対策が緩和された今年も引き続き「3部制」での開催になりました。
自分は小学校のPTA会長をさせていただいていますが、この運動会の開催方法については、PTA役員会で校長先生たちを交えていろいろと意見交換をしました。
「3部制」にするメリットとして、子ども達は他の学年の競技を見学している時間がほとんどないので、集中して運動会に参加できること。
保護者側も、観覧人数が少ないのでじっくりと好きな場所で応援できるし、朝一番に場所取りのために並ぶことも無くなること。
自分の子どもの出番も間を空けずにやってくるので手持ち無沙汰はないし、弁当を準備する必要もない(子ども達は給食が出ます)こと。
一方で、以前のように全校児童参加にした方が雰囲気も盛り上がるし、学校の一体感にもつながるのではないか。
運動会はお祭りのようにみんなでワイワイと楽しみたい、と言った意見もありました。
結果として、今年も「3部制」で実施することになりましたが、まあ、これも時代に応じた対応であり、参観するには楽になるなあと思います。
その反面、自分は子ども達と同じ小学校に通っていましたが、当時の運動会はそれこそ地域をあげてのイベントの側面もあり、地域の皆さんの応援を受けて競技をしたのは今でもすごく思い出になっているので、そのような経験を息子たちにも感じて欲しいなあという気持ちもあります。
運動会の最後に行われた「地区別対抗リレー」は、1年生から6年生まで各地区から選手を選抜して行いましたが、このリレー選手に選ばれるのは子どもにとってすごく名誉であり、それに向けて頑張っている子どももたくさんいました。
リレーの応援もそれはそれは地区別に盛り上がり、凄かったなあと今でも思い出します。
運動会のスタイルも時代によって代わっていきますが、運動会の日がなんとなくワクワクするのは、令和も昭和も同じような気がします。
今年の息子たちの運動会は、今週末の土曜日。
三男にとっては小学校最後の運動会になりますので、思いっきり楽しんで欲しいなあと思います。
これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No177はこちらから↓)
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