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パパ達の育児交換日記(No95)

 三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第95号はカエルのおっちゃんが担当します。

 早いもので令和3年度もまもなく終わり。卒業、入学、進級、就職、転勤など、新しい環境、生活がスタートする季節になりました。
 我が家も次男が小学校卒業、四男が保育園卒園となり、4月からは新しい生活が始まります。先日、それぞれの卒業式、卒園式がありましたが、卒業・卒園の証書を受け取る息子たちを見ると、入学・入園したときのことを思い出し、感慨深いものがありました。

 特に四男の保育園の卒園により、自分達夫婦の保育園保護者生活が終わることになるため、自分たちが卒園式をしている気分になりました。長男3歳・次男1歳のとき、一緒に保育園に入園してから11年。春夏秋冬、雨の日風の日雪の日、暑い日寒い日、いろいろな毎日を息子達と一緒に登園し、そしてお迎えに行った日々には、それぞれ思い出があります。気候の良い日の朝、息子達と手をつないで保育園まで歩いていく時間、自分は何よりも大好きでした。

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 11年前、長男と次男の入園式では、ちゃんと保育園に馴染むことができるのか、友達はできるのか、心配でいっぱいだったのを覚えています。特に3歳から入園した長男は、クラスメートは既に2~3年保育園に通って慣れている子ばかりだったので、その中に突然入っていった長男は、クラスの中でどうしていいのかわからず、ボ~っと一人でいる時間が多かったようです。朝送りに行っても涙目でこちらを見つめることもしばらく続きました。唯一、近所に住んでいた同い年で顔を知っている女の子がクラスにいたので、保育園ではとにかくその女の子の後ろばかりついていく日々、トイレに行くにもその子がいかないと行かなかったそうで、そのことを今の長男に話すと、「もうその話はやめてくれ~」って真っ赤になるエピソードです。

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 そして、入園したときは、長男も次男もたくさん病気をもらってきました。それまで集団生活というものをしたことがなかったので、免疫が弱かったのかもしれませんが、最初の数か月はなんども保育園から「迎えに来てください」コールがあり、妻と仕事の休みを調整するのに苦労したのも今ではいい思い出です。ちなみに、三男、四男は保育園に入園した直後でも、ほとんど病気をもらってくることはありませんでした。やはり下の兄弟ほど、逞しくなっていくのかもしれません。

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 そんな思い出いっぱいの保育園とのお別れ。感慨に浸る親を尻目に、当の本人の四男はあっけらかんとしたものでしたが、自分達夫婦にとっては間違いなく一つの節目になりました。これからは朝夕の送り迎えの必要がなくなるので、時間の使い方も変わってきます。新しい生活が始まる次男、四男と一緒に自分達も新しい生活のスタート。みんなで楽しんで、新しい生活も充実させていきたいと思います。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No94はこちらから↓)
パパ達の育児交換日記


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