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パパ達の育児交換日記(No80)

 三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。いよいよ80号に到達です。
 今回はカエルのおっちゃんが担当します。

 2021年もあと一ヶ月ちょっと。ゴールが見えてきましたね。
  日に日に寒さも増してきて、❝暖かい(温かい)❞もの”が恋しくなる場面が増えてきました。家の中でも温かい飲み物や食べ物を選ぶようになったり、子ども達はコタツに入る場所を取り合いしたり。冬らしい日常光景の様子が増えてきました。

 今でこそ、暖まるアイテムはたくさん開発されていますが、もっともシンプルな暖まり方と言えば、「火を点けて、燃やして、暖める」ということではないでしょうか。「火を点ける」ということは、ある意味、人類が進化してきた歴史の中で重大なポイントだったと思いますが、最近は生活の中で「火」そのものを見ることが少なくなり、子ども達は「本物の火」を点けるどころか、見る経験をする機会も減っています。我が家のキッチンはガスコンロですが、オール電化のキッチンの家に住む子が、ガスコンロの火を見てビックリしていたのを見て、逆にこちらがビックリした、なんてこともありました。

 それでも時代は変われど、「火を点ける」ということが、子ども心にワクワクする、冒険心が湧いてくるのは一緒なのかもしれません。長男や次男、三男とアウトドアのイベントに参加したとき、三人で枯れ木を集めて、火を点ける準備をしているときの顔はとっても嬉しそうで、マッチで火を点けて、それをどんどん大きくし、その火でカレーを作ったことはとっても楽しかった思い出になっています。

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 そんな経験もあり、子ども達は寒くなってくるとふと「火を点けたい」という欲望が湧いてくるのか、週末に時間ができると「たき火をしよう」とリクエストが入ります。家の庭では本格的なたき火はできませんが、先日は庭に枯葉を集めて火をおこし、近所の子ども達も集めてマシュマロ焼きパーティーを開催したりするなど、火を囲んでワイワイと過ごしました。

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 「火を囲む」と自然に1つの輪となり、そして、火を見ていると温かい気持ちになるので、自然と会話も弾みます。夜のたき火はさらに幻想的で、普段は話ができないことがポツポツと口に出てきたり。コミュニケーションツールとしても火は人類にとって大事な意味を担ってきたのかなあと、そんなことも感じたりします。もちろん、一歩取り扱いを間違えると大きな事故になる火ですから、そのことも十分に伝え、経験させつつ、これからもさまざまな火を使った企画を子ども達とやっていきたいなあと思っています。

 さて、この育児交換日記も80台の号となり、100回の大台も見えてきました。一緒に日記を書いてくれた仲間に感謝しつつ、100回までいったら、何か記念の取組をしたいなあ、なんて考えています。何かいいアイデアあれば、ぜひ教えてくださいね。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No79)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記

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