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パパ達の育児交換日記(No19)

 第19号の担当は、「パパスマイル四日市」のペンネーム「ぜんた」です。
 前回は、子どもと関わる中での「根競べ」のお話をしました。今回もその続きのようなお話です。

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 私は、自分を含めて、家族が家庭内で単なる消費者でなく、少しでも生産者になれるといいなと思っています。生産といっても、難しいものを作るのではなく、DIYをしたり、縫い物をしたり、家庭菜園で野菜を育てたり、食事の用意をしたり、ちょっとした身の回りのことを、自分の手を、身体を使ってすることです。

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 特に「食べることは生きること」と思い、子ども達には、買ってきたものを食べるだけでなく、何らか調理(例えば、卵かけ御飯)をできるようになってほしいと思っています。

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 少しは、その思いが通じているのか、今では「お米」をポータブル精米機で精米して、「ご飯」を土鍋で炊くことは、子ども達がする家事になりました。

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 おかずについても、料理好きな二男は、結構な頻度で台所に立ち、一品(主に卵料理)をつくっています。また、長男も、何回か誘うと、気が向いたときに「作り方教えて」とか「一緒につくりたい」と言ってきて、オムライスを作ったり、パスタを茹でたりしています。

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 “見た目はまだまだ”“味はそこそこ”ですが、子ども達に作ってもらった一品。食べると、その子の想いがつまっていて美味しいです。
 我が家は共稼ぎで、毎日の食事の用意は夫婦で時間をやりくりして作っています。そんななか、子ども御飯は、今度はパパが工夫して御馳走を作るぞ、と日々の炊事に向き合うエネルギーにもなっています。

(これまでのパパ達の育児交換日記)
 No18 夢旅人編(4回目)
 No17 カッパのおっちゃん編(4回目)
 No16 カエルのおっちゃん編(4回目)
 No15 がりがりくん編(3回目)
 No14 ぜんた編(3回目)
 No13 夢旅人編(3回目)
 No12 カッパのおっちゃん編(3回目)
 No11 カエルのおっちゃん編(3回目)
 No10 がりがりくん編(2回目)
 No9 ぜんた編(2回目)
 No8 夢旅人編(2回目)
 No7 カッパのおっちゃん編(2回目)
 No6 カエルのおっちゃん編(2回目)
 No5 がりがりくん編
 No4 ぜんた編
 No3 夢旅人編
 No2 カッパのおっちゃん編
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