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パパ達の育児交換日記(No26)

 三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。5人のパパで順番に書いてきた日記も6巡目に突入です。今週はニックネーム「カエルのおっちゃん」が担当させていただきます。

 我が家には4人の子どもがいます。4人とも男の子。中1、小5、小2、年中の年齢構成で、それはそれは賑やかな家の中です。4人が仲良くしていると思えば、突然、喧嘩やいがみ合いが始まり、色んな声や音が飛び交っていきます。子ども達が寝るとようやく静かな空気に包まれますが、昼間と夜のあまりのギャップに、我ながら思わず笑ってしまうこともシバシバです。

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 さて、そんな4兄弟の我が家ですが、例えば、4人の中の誰かが友達の家に泊まりに行かせてもらったり、野球の合宿で家を不在にしたりすると、「普段は取り合っているものが独占できる!」と一瞬は喜ぶものの、すぐに物足りなさそうな感じになります。なんだかんだ言いながら、4人でドタバタと過ごすことに慣れており、一人でも欠けると調子が狂うようです。

 そんな4兄弟ですから寝る場所も一緒。長男や次男は、「小学校高学年になったから自分の部屋が欲しい」と言い出し、簡単なリフォームをしてそれぞれの部屋をつくり、ベッドも置いて寝れるようにしましたが、1日2日は自分の部屋で寝たものの、しばらくすると「やっぱりみんなで寝ようかな~」なんて言い出し、結局、元通り、和室の部屋に布団をギュッと詰めて敷いて、川の字で寝るのに逆戻りになりました。

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 現在は少子化の流れが加速しており、兄弟の数も減ってきています。その中で4人の子ども達に恵まれたことは感謝以外の何物でもありません。よく、「4人も子どもがいると大変でしょう」とか、「大きくなったらお金たくさんかかるから大変ね」なんて言葉をかけられたりしますが、確かに物理的な面で大変というか、工夫がいることは多いかもしれませんが、自分は4人の息子たちと一緒に過ごすことで、自分自身の人生を豊かなものにしてもらっており、その精神面での充実は物理的な面での大変さをはるかに上回るものがあるんじないかと考えています。

 子どもと過ごすことによる精神面の充実ってなかなか言葉とかでは表現できず、具体的に伝えることが難しいですが、そのあたりの素晴らしさがこれからの若い世代にうまく伝われば、「子どもをたくさん授かりたい」って考える人も増えるのかなあとか、そんなことも考えたりします。少子化対策っていうと話題が大きく感じられて、個々人では何かに取り組むのはできなさそうに感じますが、子育て経験世代が次の世代にその楽しさを伝えてつないでいく、「子育てのサスティナブル」の実現は、一人一人の子育て世代ができることであり、自分もその一人としてしっかり伝えていければなあって感じています。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No25)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記

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