パパ達の育児交換日記(No163)
三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第163号はカエルのおっちゃんが担当します。
先日の明け方前のこと、自分と妻が寝ている部屋に四男がやってきて、「一緒に寝てもいい?」と。
四男は三男と一緒の部屋に寝ていますが、怖い夢でも見たのか、自分たちにヘルプを求めてきました。
自分と妻の間に四男が入って、久しぶりに「川の字」で寝ましたが、物理的には狭いのに、その状況がとっても懐かしく、四男と触れ合う暖かな感覚に嬉しくなってきました。
考えてみると、長男が生まれてからずっと子どもと一緒の部屋に寝るのが当たり前になり、次男、三男、四男と生まれるたびに一緒の部屋に寝る人数が増えていきました。
最盛期には、8畳の和室に6人が寝ていたので、布団をどうやって敷くか、テトリスのように配置を考えて、少しずつ布団を重ねながら敷いていき、子どもたちが、「狭い」「こっちにくるな」とか言い合いっているのを聞きながら寝ていました。
そのときは、「早く広々としたところで、ゆっくりと寝たいなあ。」なんてことを考えていたことも思い出します。
でも、そんな密集の寝室事情で過ごす時期は考えてみればあっという間でした。長男が小学校高学年になると、「自分の部屋で寝る」と宣言して離脱し、次男も同じく小学校高学年には離脱。
一緒に寝るのは、自分と妻、三男、四男の4人となり、「部屋に余裕がでてきたなあ」と喜んでいたのも束の間、兄ちゃんたちに刺激を受けたのか、三男は小学校高学年になる前に「一人で寝る」と言い出し、三男にベッタリの四男は小学校に入学するなり、「兄ちゃん(三男)と一緒に寝たい」と言い出し、子ども全員が離脱。(三男は一人で寝たいので、四男と一緒に寝るのに抵抗しましたが、不承不承、受け入れてくれています。)
という訳で、現在の我が家の寝室事情は、長男と次男が自室のベットで就寝、三男と四男が和室に布団を敷いて一緒に就寝となり、自分と妻はあっけなく子どもたちから切り離されました。
確かに広くはなりましたが、子どもたちがいなくなってみると、物足りないというか、寂しいというか、そんな気持ちが湧いてくるのですから、親とは勝手なものだなあって思います。
一緒に寝るどころか、今は当たり前のように同じ家で一緒に暮らし、過ごしていますが、あと数年もしないうちに、一人二人と家から出ていき、家の中には妻と二人という状況になることでしょう。
「子どもと過ごす時間は、期間限定の貴重な時間」。四男の夜の訪問をきっかけに改めてそんな言葉を思い出し、今、一緒にいる時間を大切にしたいなあっという想いを持つ出来事でした。
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