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パパ達の育児交換日記(No87)

 三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第87号はカエルのおっちゃんが担当します。

 前回の86号では「まちのくまさん」がオムツをテーマに日記を書いてくれました。布オムツで育児に取り組んでいる「まちのくまさん」日記を見て、自分達のオムツを使っていた頃を色々と思い出しましたので、今回は我が家も「オムツ」をテーマに日記を書いていきたいと思います。

 初めて子どもを授かり、育児をすることとなったとき、色々と初めて知ること、初めてチャレンジすることがたくさんありました。その1つが「オムツ」について。それまでスーパーで陳列しているのを見たことはあっても、種類とか、品質とか、値段とか気にすることなんてなかったですし、単にトイレに行けない赤ちゃんのトイレ変わりなので、どれでも一緒だろうと思っていました。また、その時には「布オムツ」は紙オムツができる発売される前、ひと昔前のもので、今も使っているなんて思ってもいませんでした。

 14年前、長男の出産が近くなり、出産場所として選んだ助産師さんの家に行くことが増えていきました。初めての育児に向けて、検診に一緒にいくたびに、疑問に思うことや心配なことをあれこれと相談することも増えていきましたが、その中で「オムツ」のことも話題になりました。助産所では布オムツを使っており、訪問するたびに洗濯された布オムツがヒラヒラと風にそよいでいるのを見て、「まだ布オムツってあるんだ~」ってビックリして、「どうして布オムツなのか」「オムツを選ぶときや、使うときにはどんなことに注意すればいいのか」と、色々と質問し、教えていただいたのを覚えています。

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 もちろん「紙オムツ」がダメということではなく、家によって事情も違うだろうからライフスタイルに合ったオムツを選べばいいよと。ただ、オムツを交換するのは赤ちゃんと触れ合う大事なコミュニケーションの時間であり、健康状態を観察する大切な時間。それを全てお母さんに任せるのではなく、お父さんも積極的に、そして赤ちゃんに笑顔で語りかけながらオムツを替えてあげてねってアドバイスをもらいました。

 それからほどなく、長男が生まれて始まった育児生活では、我が家は「布オムツ」で過ごすことにしました。最初は布オムツをあてて、オムツカバーで仕上げるやり方が分からなくて四苦八苦しあたり、カバーのセットが悪くて横から漏れ出して服がビショビショになったりするなど、失敗もたくさんありましたが、今思えば、育児をしているなあ~って実感できる時間だったように思います。布オムツを洗濯して、家の外に干していると、近所のおじちゃんやおばちゃんが寄ってきて、「赤ちゃん産まれたんやなあ」「布オムツ懐かしいわあ~」って言いながら、自然と井戸端会議の輪ができていったのもなんだか嬉しかったです。

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 我が家のオムツ生活、次男までは布オムツを使いましたが、三男と四男は妻も仕事に復帰していましたので紙オムツで過ごしました。紙オムツをできるだけお得に買うためにチラシをチェックしたり、安いからとたくさん買ってストックしておいたら、子どもが成長してワンサイズ上のものが必要となって使えなくなってしまったり、それはそれで色々と思い出があります。

 四男のオムツが外れてもう4年近く。すっかりオムツが生活の一部だった日々は昔のことになってしまいましたが、育児に取り組んだ原点として、これからも忘れずにいたいなあって思います。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No86はこちらから↓)
パパ達の育児交換日記

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