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パパ達の育児交換日記(No82)

 三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第82号となる今回は夢旅人が担当いたします。
 今年も早12月。あと20日ほどで2021年が終わります。光陰矢のごとしとは良く言ったもので、歳を重ねるごとに矢のスピードが速くなっていくようです。先日、№33の日記でご紹介したイルミネーションも取り付けましたし、タイヤもスタッドレスに替えて冬支度は万全、と言いたいところですが、年末はやることが多く、まったく片付いていきません。あ~、もう1か月増やしてくれないかしら…

 さて、今回の日記も、前回に続き公園の遊びについてです。今回は木登りについてです。
 みなさんは木登りできますか? 「やったことない」「昔はできた」「今でもできる」「木の上に住んでる(!?)」…などなど、育ってきたバックグラウンドの違いで、私たち親世代でも木登り経験値には差があるかもしれませんね。私が住む三重県は田舎なので、パパさんたちは木登りしたことがあるんじゃないかと思います。かく言う私も、神社の木、河原の木、家の木、近所のお家の木(叱られました!)と、いろんな木に登りました。
 でも、都市化が進んだ現代、登れる木はそうそうありません。やっぱり、自然に触れられるのは公園ということになります。前回もご紹介した、わが家の近くの公園にはいろんな木があり、登りやすい初級編の木から上級編の木まで多種多様です。

舘さん1

 木に登ろうと思うと、腕の力も脚の力も要りますし、どこに手をかけて登るかという技術やバランス力も必要です。木登りを通じて、身体能力が高まっていきますし、能力が高まればより高い木にも登れるようになります。

 ただし、木登りにはルールがあります。勝手な(笑)わが家のルールをご紹介します。
 枝を折るなど、木を傷つけないことはもちろんですが、わが家のルールは「自分で降りられない木には登らない」です。親が手伝って登らせてあげれば、少々高い木にも登ることはできます。でも、自分で登れないような木は、怖くて自分では降りられません。自分で登り降りできるだけの体力や技術をつけ、成長して初めて、目標とする高い木に登れるのです。

舘さん2

 わが家の場合、長男が登れても、三男は下から見ているだけでした。三男は「お兄ちゃんだけずるい!」と言います。もちろん、ずるいわけではないですよね。成長して、自分で登れるようになったから登れるんです。三男はチャレンジしますが、やっぱりできません。「いつか自分も登ってやる!」という向上心が芽生えますし、お兄ちゃんに対する、ある種の尊敬の念を抱きます。
 いつだったか、公園でひときわ目立つ大きな木にも、三男は登れるようになりました。その時の嬉しそうな顔は今でも忘れられません。たかが木登りですが、わが家にとっては成長のバロメーターでもありました。

 もし、お近くの公園で、手頃な木があったら、木登りに挑戦してみてください。ただし、公園によっては木登りが禁止されている場合がありますし、けがをしないように、木を傷つけないように気を付けてくださいね。最近では、禁止事項を極力なくした「プレーパーク」というものもありますので、そういったところも探して、お子さんに木登りの面白さを感じてもらえればと思います。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No81)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記

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