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パパ達の育児交換日記(No54)

 はじめまして。僕、『やまっコぐらし』が第54回の育児交換日記を担当します。
 僕は小学2年生男子と年少男子の2児のパパです。

 緊張のデビュー戦は何を書いていいやら・・・(^^;)
 この交換日記はパパのためのようですから(僕としては、むしろママに見てもらいたいですが)、今回はパパへ向けての内容です。

 かつて仕事人間だった僕が全国のパパに問います。

 「子育ては仕事のアシカセになるか?

 僕の答えは、「ならない!」です。

 子どもが生まれた時、「これからは仕事から家族(子ども)へウエイトを移していかないとな。」と考えながらも、仕事にかまけて、育児はママに任せっきり。

 しかーし、育児に関わらないといけない事件があり、強制的に家族(子ども)中心の生活にならざるを得なくなりました。あっ、その事件についてはまたどこか書きたいと思います。

 残業はできない、休日出勤はできない、いや、むしろ今まで取得したことが皆無に近い有給休暇を取らないといけない・・・、「仕事、ちゃんとできるの?」・・・。

 はい、ちゃんとできました(⌒∇⌒)
 もちろん、最初は大変でしたけど、なんか魔法にかかったみたいに仕事の仕方が変わりました。

 何が変わったのでしょう?

 その1、とにかく効率が上がった。
 1分でも早く家に帰り、子どものことをしたいと常に思っているので、一石何鳥のような仕事の仕方が習慣になっていきました。
 いかにダラダラ仕事をしていたのかがよく分かりました。

 その2、人にお願いできるようになった。
 いくら効率が上がっても、所詮、一人でできることは限られています。だから、人の協力は欠かせません。
 人にお願いするタイミング、お願いの仕方なども徐々に洗練されていきました。
 いかに一人で抱え込んでいたかがよく分かりました。

 その3、交渉能力が上がった。
 もともとコミュ障の僕は人と交渉するのが大の苦手です。でも、子どもとのやりとりは交渉の連続です。
 イヤイヤ期のやりとりはモンスターなんちゃらや分からず屋の上司(怒られるゾ(^^;))とのやりとりに通じるものがあります。息子たちとの連戦により、僕の交渉力は鍛え上げられました。

釣り

 そんなわけで、子育てのおかげで、仕事のパフォーマンスが上がり、結果、子育てにもっと時間を使えるという好循環!
 子育ては仕事のアシカセではなく、仕事にツバサを与えてくれました。

 ワークライフバランスはワークか、ライフの二者択一もしくはどちらかの犠牲の上に成り立つと思っていましたが、ワークがライフを、ライフがワークを良くしていく相乗効果、いわゆる掛け算なんだと今は思います。

 全国のパパへ。子育てをママだけのものにしてはモッタイナイ!

 やまっコぐらしでした。以後、お見知りおきを。

 これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No53)はこちらから↓
 パパ達の育児交換日記

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