パパ達の育児交換日記(No120)
三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第120号はカエルのおっちゃんが担当します。
令和4年も11月に突入。日暮れも早くなってきました。
夕方はあっという間に暗くなり、冬が近くなってきたなあって感じるときも増えてきました。
今回は今からちょうど七年前の出来事を紹介します。
七年前の今日、妻が四男を出産した後、しばらく滞在していた実家から四男とともに戻ってきました。
四男は初めて自分の家となる場所にやってきた日。そして、4兄弟が初めて家で揃った記念すべき日です。
母ちゃんと弟が帰ってくる日を心待ちにしていた長男、次男、三男はもう大喜び。「ぼくが抱っこする」と四男の取り合いがずっと続きます。
中でも一番に四男をかわいがってくれたのは三男でした。
四男が泣き出すと、「ぼくが本をよんであげる」と言って、一生懸命に本を読んでくれました。まだほとんど字が読めなかったのに。
しかしながら、三男にとって四男が我が家にやってきたのは、一つの転機でした。「兄ちゃんになった」という喜びが湧いてくる一方で、家の中で最年少だったポジションが奪われ、これまでと同じように家の中で遊んでいるだけなのに、「赤ちゃんが寝ているから静かにして」と言われたり、父ちゃん母ちゃんが自分の行動にすぐに反応してくれなくなったり。
そのことで戸惑ったり、駄々をこねたり・・なんて、今までになかった感情も見せるようになりました。
「家族になる」、「新しい家族の形を作る」ってことは、それぞれに自分の新しいポジションをつくり、関係をつくり、そこには泣いたり、笑ったり、怒ったり、色んな感情が入り乱れながらできていったんだなあって、今になればその時を振り返ることができます。
あれから7年、ラブラブだった三男と四男は、今や何かにつけてライバルになる関係ですが、いざという時に団結して立ち向かう姿は、当時と変わらないなあって思います。
これからも長男、次男も交えて、楽しい4兄弟でいて欲しいなあって思います。
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