パパ達の育児交換日記(No110)
第110回はやまっコぐらしが担当します。
今回は多分、みなさんに「そんなこと、あたりまえだよ!」と言われそうなことを、最近、ふと気づくことがあったので、そのことを書きます。
それは子育ての方法は、一人ひとり違うってことです。
子どもへの話し方、伝え方、伝わり方、諭し方、教え方・・・、一人ひとり方法が違うんですよね。
ふつうに考えれば、当然のことなんですが、このことを本当には分かっていませんでした。
発達障害のある長男を育ててきて、私は心のどこかで丁寧に育ててきているこのやり方はきっと合っているはずだ。だから、長男の育て方で次男、三男も育てれば間違いないはずだと思っていました。
でも、それは違うんですよね。
だって、長男と次男と三男は同じ人ではないですから。
例えば、長男には長男への伝え方、次男には次男への伝え方、三男には三男への伝え方があり、それぞれの性格や考え方などをしっかり見極めて、それぞれに合った対応にしていく必要があります。
長男のような発達障害の子たちはよく凸凹のある子たちと言われます。
でも、発達障害の子と言っても、一人ひとり違っていて、凸も凹も同じではありません。
だから、その子の感じ方、考え方など、特性を知るところから始めます。そして、特性が分かれば、自ずとその子にとって、フィットする心地よい対応が分かってきます。
そのことは発達障害があるなしにかかわらず、同じなんですよね。一人ひとりをよく知り、一人ひとりに合った子育てをする。子育てはオーダーメイドなんですね。
最近、子どもも大人もみんな凸凹なんだよなと思うことがあります。
程度の差はあっても、みんな、得意・不得意、好き・嫌い、いろいろ凸凹です。その凸凹が生活に影響(支障)を与えてしまうようになると専門的な支援が必要になるのですが。
みんな凸凹、みんなオーダーメイド、だから、みんな唯一の存在なんですよね。
みんなちがって、大変だ。でも、みんなちがって、みんないい。
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