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パパ達の育児交換日記(No176)

今月、うちの息子が10歳の誕生日を迎えました。
あれから10年。
2014年4月11日16時40分。
仕事を休んで夜中から産婦人科で待ち続けとうとう産まれてきてくれたあの日。長いようであっという間でした。

10歳、とは僕の中では節目だったんです。
彼と出会ってから、いろいろなことを知るための勉強の期間でした。
例えば・・・

① カブトムシの取り方を知る
僕は都会育ちです。カブトムシは百貨店にあるものしか見たことがありません。ゆえに捕り方など知るよしもありません。
どういった木の種類を好んで、何時頃に行けば出会えるのか?
今となっては信じられないんですが、桜の木に仕掛けをつけてカブトムシが
よってくるのを待っていたものです。

② キャンプなどアウトドアの達人になる
子供の頃、僕は家族でキャンプやバーベキューをした経験がありません。
それゆえに炭に火を付けることを知りませんでした。
カッコ悪いお父さんにはなりたくなかったので必死に勉強しました。
いまではSNSなどで初心者にも詳しく教えてくれます。
本当にたすかりました。
そして今では「焚き火の達人」の域に勝手に昇華してしまいました。

③ 釣りに出かける。
僕は40年間、釣りをしていません。当然わかりません。
ですが知らないなりにも海へ出かけます。
釣果はさておき、息子と釣りをする父親でいたいから、です。
はじめは、仕掛け作りに手間取りましたが、やはりじょじょに慣れて
くるものですね。欲も出てきて、釣れるための方策を練り、次の大漁を
夢見ています。
ここでもYoutubeなどの動画がとても役に立ちました。

他にもDIYで障子の張替えとか外壁の塗替えなどを子どもの一緒に楽しんだものです。
これはひとえに、自分が望んだことでもあります。

子どものために一生懸命。
だから、仕事から直帰はあたりまえ。
土日もずっと子供と遊び、自分の趣味の時間は子供が寝てからはじめる。
これが当たり前でした。

しかし最近になって
「子どもの親離れ」なのかな?と感じることがあります。

昔ほどのパパっ子ではなくなってきたのです。
彼ももう10歳、当然といえば当然ですかね?
ならば、とそろそろ親である僕も決心する時期ですかね。
手がかからなくなるその日に向けて
「手を離していこう」
やがて、友達がすべてになるその日までに
「目を離す練習をしておこう」
しかし、さいごのさいごまで
「こころは離してはいけないんです」

ありがとうございます。

これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No175はこちらから↓)
パパ達の育児交換日記

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