キッチン🍴三重の恵み🌿『二年福田』リレーコラム㉕ 生徒から生徒に授業!
挨拶
初めまして!新メンバーで調理クラブ二年生の福田です。
三重の恵みに参加している三年生の先輩方が12月をもって引退なさるので引き継ぎとして新たにメンバーに加わりました。途中から参加することになりましたが初期メンバーと話し合いながら商品開発や今後の販売活動など頑張っていきたいと思います!
私が三重の恵みに参加する前に三重の恵みメンバーに三重の恵みについて授業をしてもらいました。今回は、その時に学んだ事、私が思った事を書いていきたいと思います。これまでnoteを読んでいてくださったかたも、改めて簡単な復習としてお読みいただけたらと思います。
この授業では、未利用魚のことや三重のサチージョ、三重のやみつき旨辛小魚揚げの商品化に至るまでや、試食をすると言う内容でした。
〜未利用魚について〜
私は未利用魚という言葉を知りませんでした。サイズが不揃いだったり漁獲量が少なかったり、市場で売れない事情がある魚です。その中でも体が小さく骨が多くて食べずらいという理由で食品ロスになっている小魚を使用し商品開発をする企画だと聞きました。一般の家庭では調理しづらい小魚を私たち調理クラブが簡単に美味しく食事ができるように商品開発できるのはいいなと思いました。
・未利用魚の存在を知ってもらいながら食品ロスを減らしSDGsにも貢献できる
・購入者の調理時間短縮や作業工程を減らすことができる
・骨まで食べられるので栄養価が高い
生産者、消費者共にメリットがあり素晴らしい商品になると思いました。ですが、骨まで食べられるようになるまで柔らかく調理するのは難しいんじゃないかとどんな商品になるかも思いつきませんでした。
〜三重のサチージョについて〜
私が知っている骨を柔らかくする方法といえば酢や酸性の食品を使用することや揚げることだけでした。なので三重のサチージョを初めて試食したときは驚きました。じっくりと時間をかけて火を通すことで身だけではなく骨も柔らかく食べていても気にならず、形も崩れずに綺麗なまま保たれていました。味も、にんにくの風味や塩味がしっかり感じられてどの食材にも染み込んでいて美味しかったです。アヒージョといえば海老やあさり、トマトやブロッコリーのイメージが強かったんですが、小魚や切り身の魚でも食べやすくて美味しかったです!
また、毎月考案しているサチージョのアレンジレシピのように、色んな料理に合うのでまだまだ可能性があるなと思いました!
〜三重のやみつき小魚旨辛揚げについて〜
三重のやみつき小魚旨辛揚げのまごスパイスにはおかきや青のり、香辛料が使用されていました。カラッと揚げてあり骨もサクサクと食べられて食感が良かったです。香辛料が使ってあるので味がしっかりしているのに濃すぎず、もっと食べたくなるくらい美味しかったです!
以前、マグロ尽くしのコース料理を一般の方に提供させてもらったときにマグロの唐揚げにこのまごスパイスをまぶしました。おかきの塩っけと青のりがおつまみっぽくてよく合っていて美味しい、もっと食べたいとたくさん言って頂けました。色んな魚、野菜にあう万能なスパイスで私もとても好きな味だったのでとても嬉しかったです。!
〜まとめ〜
引き継ぎと共に新たな課題を美味しく解決出来るように三重の恵みで学んだことを最大限に活用できる方法を考えていきたいです!
今回の授業で三重のサチージョと三重のやみつき小魚旨辛揚げスパイス揚げが完成するまで何回も試作を繰り返し、他にも案もいつくか考えたら結果販売することにならなかったものもあると知りました。試行錯誤し、その苦労を乗り越えて調理クラブの8人、田中さん、携わった方が完成させた商品の魅力をたくさんの方に知っていただけるように努力していきたいと思います!