キッチン🍴三重の恵み🌿『三年宿谷』リレーコラム㉑テスト販売開始!
こんにちは!KITCHEN三重の恵みプロジェクトが始まってから半年が経ちました!沢山の試作を重ねたこの6ヶ月、ついに商品を販売します。
今回は7月4日からぎゅーとらさんで行われた販売の様子と、それらの裏話を皆様にお届けします。
挨拶
改めまして、相可高校食物調理科3年の宿谷です。
将来に向けて、少しでも充実した1年を送れるように励んでおります!
さて、このプロジェクトの商品もついにお客様の手元へと渡る日がやって来ました。
無事に販売できるのでしょうか!
今回の流れ
①ぎゅーとら大黒田店での販売
②お手紙について
①ぎゅーとら大黒田店での販売
7月1日(木曜日)から4日間、ぎゅーとら大黒田店で三重のサチージョをテスト販売させていただきました!
6月の中頃に実は三重県知事に食べていただいたのですが、そちらは別の記事にて詳しくご報告させていただきます。
こちらは初日の販売風景です。
ぎゅーとらさんのお惣菜コーナーの一等地に商品を置かせていただきました。
店頭に販売をしに行った時に
「ほとんどのお客様が通られる場所」
であると思いました。
レジも近く、お惣菜を探しに来られるたくさんのお客様に見ていただける所です。
そして写真では商品の上のディスプレイに田中さんが映っています。
こちら実は写真ではなく、相可高校放送部の方々が作ってくださったキッチン三重の恵の紹介ムービーです!
放送部の方はこのプロジェクトが始まって以来、活動日には毎回取材に来てくださってました。
本当にありがとうございます。
こちらの動画、同じ高校生が撮って編集したとは思えないほどクオリティの高いものでした。
機会があれば皆さんにもぜひ見ていただきたいです!
このような形で三重のサチージョの販売が始まりました。1日目は大きな宣伝をすることもなく、お客様にはあまり知られていない状態での店頭販売でした。
しかし、結果は見事完売!!
良いスタートを切れました。
そして4日目の7月4日(日曜日)
東京から田中さんが来て下さいました!
この日は田中さん、3年生の杉森、渡邉、そして先生の4人で店頭に立ちました。
販売を行い
・説明をしっかりとしなければいけない。
・食べ方の提案も行う
大きくまとめてこの2つが鍵になったそうです。
一つ目が、ぎゅーとらのお客様、特に高齢の方にとってはアヒージョはどちらかと言うとあまり馴染みのない食べ物です。実際にアヒージョを知らないと言っていた人が多かったそうです。
どのような食べ物なのか、何を使用しているのか。パッケージだけでは分からない部分をしっかりと伝える事で安心して購入いただけるのだと思います。
二つ目が、食べ方の提案です。
サチージョの具材を楽しんだら、残ったオイルでパスタにできること。パンにつけて食べてもおいしいことなどを提案することで、具体的なイメージが湧きやすくお気軽に手に取っていただけるのかと感じました。
こうして4日間のテスト販売は全日完売という結果でした!
お手紙もたくさん手に取っていただきました。
お手紙について
三重のサチージョと共にお客様にお配りしたお手紙がこちらです。
水色を基調とした素敵なデザインとなっています。
2枚目は伊勢志摩冷凍の石川さん、田中さん、そして生徒と先生からの寄せ書きとなっています。
実はこの寄せ書き、私がデザインを担当させていただきました!
そちらについて詳しくお伝えしたいと思います。
・ラフ案
まず、オンライン会議でデザイナーの西出さんからイメージをお伺いしました。
・手書きである
・手作り
・未利用魚などの魚がいる
などをポイントにラフを考えはじめました。
最初に提出したラフ案です。
海の中にいる魚たちをイメージしました。
丸は泡をイメージし、その中に寄せ書きを書いてもらいます。
そして、1枚目のラフ案でイラストを進めることになりました!
1枚目は私も描いていてワクワクしたのでそちらに決まった時はうれしかったです。
画材
次に清書に取り掛かりました。
画材の候補は
・色鉛筆
・コピックなどのイラストマーカーペン
・デジタルイラスト
です。
色鉛筆は暖かみが出しやすいですが、スキャンしにくいので候補からまず外しました。
コピックかデジタルでしばらく悩みましたが、デジタルの方がデータのやり取りがしやすく、発色も変わらずにイメージがより伝わりやすいと思いデジタルでイラストを描くことにしました。
魚の絵
今回メインとなる魚の絵は以前生徒のみんなが描いた魚の絵を使いました。
どれも個性的ながら、しっかりと特徴を捉えられていて楽しくレイアウトしていました。
そうして完成したイラストがこちらです。
海の中にいるように見せるためにグラデーションを少しかけました。
水色と黄色でさわやかにみえるような色にしています。
楽しく魚が泳いでいるように見せたかったので、かなりイメージ通りにイラストを描くことができました。
寄せ書き作り
当初は印刷したものを回して寄せ書きを書くことになっていましたが、各自書いたものをスキャンして貼り付けた方がキレイに印刷できるので郵送をせずに寄せ書きをやり取りすることになりました。
今回の寄せ書きにはこのプロジェクトに関わった12人の思いがギュッと詰まっています。
ぜひ1度読んでみてください!
まとめ
これまでnoteなどがメインで発信を行っていたこのプロジェクトですが、今回の販売とお手紙によって身近な地域の方々に発信することができました。
テレビなどにも取り上げていただき、このプロジェクトの活動が多くの人に知っていただいていることを感じます。
そして、たくさんのお客様に応援の言葉をいただきました。こうして多くの人に支えられているのだということを感じました。お客様とのコミュニケーションがとれることも店舗販売の良いところだと思います。
私たちの大きな思いが詰まったお手紙を1人でも多くの人に手に取っていただきたいです!
次回予告
次回は番外編として放送部の山本さんが登場します!
放送部の方には長い間、キッチン三重の恵みの撮影を担当して頂き支えてもらいました。
山本さんには冒頭でも少しお伝えした、三重県知事表敬訪問の回を書いていただきます。
普段とは一味違った記事になるでしょう!
ぜひお楽しみに!!