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産まれた日のこと
息子の妊娠中は切迫流産や早産になりそうになり初期にも入院したり中期あたりも仕事もお休みするなど、お腹の張りどめを飲むなど
安静生活をしてました。
その日は敷地内の義理の両親と昼食を済ませてゆっくり過ごしてました。
御手洗から戻ると急激な腹痛がして、ベッドから動けなくなり、大出血をしてしまってました。26週と5日まだ産まれるには早くてなにがどうなってるのかわからず救急車呼んで
近くの産婦人科に運ばれましが、通院してる病院のが良いとのことで遠方でしたが、運んで頂きました。
まだまだお腹も出てなくて、救急隊員の方に「妊婦?ほんとに?」と確認されてました。
通院してる産婦人科に到着して、緊急性のないOp予定の患者さんに譲って頂き緊急帝王切開が始まりました。
母親の命を取るか、子の命を優先するか、家族が聴かれてみたいですが、
わたしはこの子は絶対助かると信じてました。
平成8年9月5日午後5時45分息子は810gで誕生しました。すぐにNICUのある病院から救急車と保育器が迎えにきてNICUへ運ばれていきました。わたしは術後の痛みにしばらく魘されてました。早産した理由は前置胎盤早期剥離でした。
産婦人科の先生は超低出生体重児を取り上げるのははじめて後に次男を出産するときにもお世話になりました。
「おめでとうございます」って言われても
交通事故にでもあったくらい衝撃的で
「早くでたぶん保育器で育つだけだ」とかみんなして励ましてくれてましたが、母親のわたしは小さく産んでしまってごめんねって思ってたし、この気持ちはずっと消えなかったです。
わたしの命も息子の命も助かったのは
救急隊員の方、病院の先生やスタッフの方、NICUの病院の先生方、家族とたくさんの方なおかげで誕生できた命だとおもいます。
助けて頂きありがとうございました。
今はわたしより背も伸びて、優しいお兄さんに育ちました。