上から見るか、下から見るか。
突然ですが、、、
わたくし、高い所が大好きです。
狭いところは苦手ですが(閉所恐怖症気味)、、、
広くて高いところに行くのが好きで、そうなると、都内で高いところと言えば、「東京タワー」か「東京スカイツリー」。(高層ビルなどもありますが)
先月、
古くからの親友に、チャチャの事を報告したところ、その日のうちに、気にかけて連絡して来てくれて、、、
「どこでも付き合うよ」と言ってくれたので、一人ではなかなか行けなかったけど一度、登って見たかった”東京スカイツリー”へ付き合ってもらう事に。
この親友とは、もう10代からの付き合いで、それこそ、私の暗黒時代(笑)も一緒にいてくれた戦友的な存在。いまだに当時の”曖昧な私の記憶”の証人のひとりでもあり、私以上に覚えてくれているので自分の事ながら「あの時、どうだったっけ?」と聞くことがあり、かなり頼りにして?!いる、、、かな(笑。
一番救われたのは、私が昔付き合っていた恋人と別れ(当時はまだ、か弱かった為)毎日のように泣いていた時に、それこそ、毎日、まずは朝一番からメールが届き「おはよう、今日もいい天気」とか、夜には「ちゃんと寝なよー」など、悲しい記憶が薄れるまで、日に何度も何度もメールをくれました。(この事は何故か本人は覚えてないようですが)
大した内容じゃなくても、とにかくメールを送る、一人じゃないよ、いつでも気にしてるよ、と、言ってくれているみたいで、その時は特に、この”毎日メール”に救われました。
めちゃくちゃ優しい、いい奴なんです。
ところで、
東京スカイツリーとは、、、
2015年に完成した東京の新しい電波塔であり、また、新たな観光名所として墨田区押上に建設されたタワーで、江戸っ子の聖地「浅草」からも徒歩で行ける程の距離にあり、連日、沢山の人で賑わっています。
そして、まだまだ、スカイツリーの展望台へ上がるまでに、まず、行列に並ばなければならないようで(直前にサイトでチェック済み)この日も、週末という事もあり、チケット売り場に行くと「ただいま、約40分待ちでーす」のアナウンスが。
ですが、
親友との久々の時間、チャチャとの思い出の話や、お互いの近況、思い出話などを、思いつくままに話していれば直ぐに時間は経ち、40分並んだ感覚もなく、スムーズに展望台まで上がることが出来ました。
降りて直ぐに目の前に広がったのは、この景色。
(この顔、、、実は、家を出る直前まで、またチャチャの事が思い出されて、うわんうわん泣いた後。目が腫れてます、、、)
チャチャのいない家にいると、まるで、この世に、わたし一人きりなんじゃないかと、思ってしまうほど、気持ちが落ち込んでいたのですが、この風景をみて、上から動く車や人、今まさに”生きている町”を見た時に、なぜかスッと気持ちが楽になりました。
あぁ、ひとりじゃないんだ。。。
この感覚、まさに親友が毎日メールをくれた、あの時みたい。
それからは、
気持ちも晴れ、純粋に、高層階からの景色、あの向こう側に富士山が見えるんだ!とか、あっちが羽田空港で、となると、こっちが成田空港で〜、私の家は、、、あれだっ!違う、やっぱりあっちだー!と、、、
ぐるっと1周、子供のようにはしゃぎまわり、満足したらソラマチ(スカイツリーの下にあるショッピングモール)で弱った勢いでアイスクリームをご馳走になりw
(めちゃくちゃ、美味しかったー!このソフトクリーム!!)
いつのまにか「寂しい、悲しい」気持ちはどこかへ行っていました。
親友が居てくれたこと、大好きな高所からの景色、美味しいアイスクリーム。全てが1日にギッシリ詰まって、心を癒してくれたことが嬉しくて、有り難くて、これもある意味「奇跡」なんだって思えました。
チャチャの鍵しっぽが残してくれた、奇跡。
(ありがとう、チャチャ。。。)
さて、ところで皆さん、
皆さんは、タワーを下から見ますか?上から(タワーの中の上)見ますか?
(橋の構造や、建物、大きな建築物にも興味がある私は、高いところが好きですが、下から見るこのアングルもたまりません。)
では、
人を、何かを、上から見ますか?下から見ますか?
時々、気づかないうちに考え方が奢っているな、とか、浮ついてるなと感じることがあって(自分然り、その周りについてもですが)、そんな時に、この”タワー”の”見方”を思い出すのです。
上から見ると、
確かに見晴らしはいいです、どこまでも行けるような、全てが自分の手の中にあるかのような、自分次第になるような感覚にもなります。でも、、
下から見ると、
大きな、その、タワーしか、建物しか目の中に見えません。その存在感にまず圧倒され、すごいなー、でかいなー、から、こうやって出来ているんだ、面白いなーと、それからドンドン細かな部分に目が行くようになり、そうやって、本質が見えてくる気がします。
どんな場合でも、この「どちらの見方も出来る事」で、自分を客観的に、また、ニュートラルな状態で(先入観などなく)人にも事にも向き合えると思うのです。
日々、
沢山の人と会う、一緒に仕事をするからこそ、この感覚を忘れてはいけないなと改めて。
世の中のニュースや、ネット上での負のオーラに、どうしても影響されてしまう毎日ですが、そんな中でも、日々、感謝、自分一人では何も出来ないのだから、助け合って、信頼し合って、まずは、一番近くから少しでも笑顔を伝えていけたらと。
今回は、自分自身への覚書のような内容を書かせていただきました。
上から見るか、下から見るか。
上からも見えるけど、下からも見よう。
そうすれば、こんなに大盛りご飯を勢いだけで食べてしまい、あとで後悔することもなくなる?!(しかも一緒にメロンソーダ!カロリー○○○kcal?!)
お後がよろしいようで〜(てけてんてん、、、)
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
悲しい、暗めな内容が続いてしまいましたが、次回は止まってる「何故私が・・・」シリーズの続編をお届けできればと思っております。
これからも、note、そしてラジオ”seasoning"共々、宜しくお願いいたします♪
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追伸:チャチャの件では、沢山の方に温かいメッセージをいただき本当に、本当に嬉しかったです、ありがとうございました。
また、同じ思いをされた方のお言葉も、とても心に沁みました((T . T))
悲しみは消えないけど、思い出すたびに「ありがとう」って言えるように、その分、笑顔になれるようにこれからも、想い続けます。
ありがとうございました。
mie
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