カメさんがゴールする日も見えてきた
いま、大学院でポジティブ心理学を学んでいますが、
これからいよいよ、自分が作ったプログラムでのコーチングの介入研究がはじまります。
協力者が集まるかが一番不安だったのですが(集客苦手💦)、人数が集まり、来年2月頃までの間に継続コーチング(1人4回×20名)を行う計画です。
うれしかったのは職場で募集したら10名以上の方が協力してくれたこと!
職場の人たちに「コーチングを提供したい」「ポジティブ心理学を広めたい」と思っていたけど、なかなか言い出せなくて、でも、動くことができて、そして興味を持ってくれる人がいたから。
どうしてコーチングの研究をするのか
コーチングとの出会いは、長女が小学生の頃なので、10年以上前。
子育てに迷い何か解決策はないかと思ってたどり着いたのがコーチングでした。コーチングを学ぶことで、次第に物事を柔軟にとらえることができるようになり、コーチングの学びは私を支えてくれました。
そして、コーチの資格をとり、実際に自分もコーチングを受け、たしかにコーチングを学んだり受けたりすることは、幸せへの近道だし、自分の可能性や視野を広げてくれるものだと効果を感じました。
けれど、どこがよくって、なにが変化を促進するんだろうか。
コーチとしての問いかけも、経験から身に着いた反射・スキル、暗黙知みたいなものはあっても、説得力のある言葉で説明することができませんでした。そこの仕組みをより明らかにしたいと思っていました。
そんなとき、ポジティブ心理学をベースにコーチングを実践した方の報告会をきく機会があり、コーチングでアセスメント(前後の効果検証)をしたということをきいて、「これいい!」「これ学びたい!」と思いました。
ポジティブ心理学は、エビデンスがある科学だから、コーチングに信頼性とツールを提供することができると思いました。
要は、私が「根拠」と「信頼」を大切に思っているから。それと、「研究」「分析」と「書いてまとめること」が好きだから、大学院への進学がぴたっとはまったのだと思います。
■好きなことは気づいていたけどポジティブ心理学に出会ってなかった頃
■大学院に入ったころ
50歳をすぎて大学院生になりました
そして、50歳をすぎてから大学院生となりました。
心理学は、中学生の頃から好きで、40代のとき、臨床心理士を目指したことがあります。でも、仕事をしながらの資格取得は難しそうで断念。
そして、ときは過ぎ、ちょうどコロナ禍後、ポジティブ心理学を知り、運よく通える距離に大学院を見つけ、授業も平日夜のオンラインが可能となり、今の大学院へ進学する機会に恵まれました。
そして、今に至ります。
心理学は好きだったのですが、30代の頃、仕事で保健医療分野の業務を担当していたのと、妊娠・出産のときに、お医者さん(産婦人科医)・助産師さんや保健師さんにもあこがれていました。子どもも小さいし今の仕事も好きだし今からでは無理そうと、挑戦もしませんでしたが。
でも、病気を治すことはできませんが、心のことを研究して、健康心理士として、心の取り扱いだったり、心の病気の予防ができる人(より幸福な考え方になる方法を支援できる人)になろうとしていて、形を変えて私に一番合った形で夢が叶ったな、と思います!
ウサギとカメの、カメさん
コーチの資格をとったのが2022年、その後、大学院に入り、2023年はポジティブ心理学を学び、この介入のために半年以上準備をしてきました。
講座でコーチングを一緒に学んだ仲間が、どんどん個人事業主として開業し、行動している姿を見ながら、自分はすすんでいない、インプットばかりだと思うこともありました。
「ウサギとカメ」のカメさんみたいと、小学校の先生に言われたことがあります。中学受験に失敗した私に対して、カメみたいにコツコツがんばることができるね、その努力はいつか報われるよって意味でかけてくれた言葉。
自分自身でも、おっとりしてるし、カメさんだわ、と思います。
スタートダッシュは遅くてもじっくり丁寧にやるのが得意な人もいる。
自分のペースでいい、そう思います。
機は熟し、これからいよいよアウトプットするステージに変わってきたな、と今感じています。
願い続ければ、行きたい方向へ、ときに別の形となり、よきタイミングで導かれていくのだなと感じています。