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徳島県知事選挙まとめてみた【統一地方選×Mielka】

Mielka×統一地方選挙の今回は徳島県知事選挙を取り上げます。

徳島県の特徴

徳島県は、四国地方の日本海側に位置する県です。
県庁所在地は徳島市で、政治・経済・文化の中心都市であり、京阪神とのつながりも濃く近畿圏の一部として扱われることもある都市となっています。
全体的に山地の多い地形で、この山々は昔から現在に至るまで四国内の物流や交流の大きな障害となってきましたがその一方で、山間部からは水量の豊富な河川が多数流れ出しており、豊かな水資源をもたらしてもいます。

観光地としては、1998年に開通した明石海峡大橋や夜景スポットとして有名な眉山、第一次世界大戦で捕虜となったドイツ兵士収容所跡を中心に建設されたドイツ村公園などがあります。
温暖な気候と豊かな自然に囲まれており、すだちやなると金時、なるとわかめ、阿波尾鳥などが特産品として有名です。

(徳島県公式ホームページより)

前回の徳島県知事選挙

前回選挙は、平成27年(2015年)4月12日に行われました。
無所属で2003年に同知事に当選した飯泉氏と共産党新人(平成27年当時)の古田氏の2人が立候補しました。

【当時のプロフィール】
名前:飯泉 嘉門
党派:無所属(自民、公民)
新旧:現
当選回数:3回
肩書:知事

名前:古田 美知代
党派:共産
新旧:新 
当選回数:なし
肩書:元徳島県議

【結果】
飯泉 嘉門 201,364(80.2%)
古田 美知代 49,562(19.8%)

→結果は、飯泉氏の再選となりました。

【主張】
飯泉氏 全国から「徳島こそ」と言われる県作りを目指す、「オンリーワン徳島」
古田氏 国にものをいう県政、暮らし福祉最優先の県政、地域経済応援の県政

【投票率】
前回の選挙における全体の投票率は40.63%でした。
50.55%だった前々回から大きく数字を落としました。

今回の徳島県知事選挙

平成31年(2019年)4月7日に行われる福岡県知事選挙では、5選を目指す現職飯泉嘉門氏と無所属で新人の元県議岸本泰治氏、そして共産党新人で元小松島市議の天羽篤氏の対決となります。

【立候補者プロフィール】

(公式ホームページより)

名前:飯泉 嘉門
出身:大阪府池田市
年齢:59歳
党派:無所属
新旧:現
当選回数:4回
キャリア:東京大学法学部卒→自治省官僚→徳島県知事
ホームページ:http://www.e-comeon.net/top.php

(公式ホームページより)

名前:岸本泰治
出身:徳島県徳島市
年齢:62歳
党派:自民党
新旧:新
当選回数:なし
キャリア:同志社大学経済学部→株式会社徳島そごう→徳島県議会議員
ホームページ:https://www.taiji-kishimoto.net/

名前:天羽篤
出身:高知県
年齢:68歳
党派:共産党
新旧:新
当選回数:なし
キャリア:近畿大学農学部→旧農林省→小松島市議会議員

【特徴】
保守対決・多選問題の行方に注目
飯泉氏は、2003年の初当選から16年間徳島県知事を務めている。この是非を問う声もあるが、飯泉岸本両氏から推薦依頼を受けていた自民党県連は22日、飯泉氏推薦を決めた。加えて、多選問題や党内からの出馬を背景に自主投票も求められたが、県連は「現職の実績を評価する」として退けている。

まとめ

4月7日に行われる統一地方選挙の前半で行われる徳島県知事選挙の大きな特徴は飯泉氏が5選を果たすのかという点に加え保守分裂の戦いということです。
政策の一貫というようなメリットもありながら、県知事の意思決定に介入できる者がいなくなるなどのデメリットも存在する多選問題を有権者がどう受け止めるのか、投票の行方が注目されます。
選挙当日だけでなく、県知事選挙は期日前投票も出来るので詳しくは選挙管理委員会のページを確認してみてくださいね。(徳島県選挙管理委員会ページhttps://www.pref.tokushima.lg.jp/kenseijoho/senkyo/2001062600014)

文責:立命館大学法学部法学科 溝谷 美音

【参考資料】
岸本泰治公式HP(https://www.taiji-kishimoto.net/)
飯泉嘉門公式HP(http://www.e-comeon.net/top.php)
選挙ドットコム(https://go2senkyo.com)
徳島新聞(https://www.topics.or.jp/)
産経新聞(https://www.sankei.com/)

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