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シャーマンと皆既月食
昨夜は、射手座満月スーパームーンの皆既月食と言う事で、せっかくなので写真を撮りに行きました。
そして、感じたことがありました。
それは、皆既月食とは、わたしたち人間の本能に潜む『宗教的な感性』が刺激される、古代の祭りの夜のようだ…と言うこと。
人間の意識には、圧倒的な自然界の営みや人智を超えた出来事に、本能的に畏怖の念を抱くような仕組みがあると思います。
古代にはシャーマンたちが、神々がつかさどる領域とわたしたちの世界とをつなげ、理性とは違う感覚でこの世界をとらえる助けをしていました。
ですが、現代のわたしたちには、神々の世界と人間界をつなぐシャーマンが存在しません。
現代を生きるわたしたちは、顕在意識と潜在意識との間の切り替えに迷い、その乖離に苦しむことが増えたように感じます。
シャーマンが消えたことにより、儀式や祭りがきえ、わたしたちは日常生活の中で、神々の守護のもと本当の自分を解放する機会が失われてしまっているのです。
そして、本当の自分を「常識」や「規則」という鎖で縛り付けたまま、それご本当の自分だと思い込み、生きているのです。
さて、昨夜の満月は射手座の満月でした。
射手座は宗教や哲学をつかさどります。
わたしたちは何のために生きるのか、どのように生きるのか、そんなことを考えさせられるような夜でした。
しかも、地球に存在するもの全てに大きな重量を感じさせるスーパームーン。
その、大きな月の幻想的な皆既月食に、本能的に自然界の神秘を感じた人も多かったかと思います。
西洋占星術で月とは、無意識・潜在意識・自分のシャドウ(自分では気づかない自分)を表します。
太陽があらわす顕在意識の光が遮られる月食は、潜在意識が浮き彫りになるタイミングなのです。
古代にはシャーマンたちが行っていた儀式、つまり、自分の深いところに潜む魂を解放する儀式を行うのに良い夜でした。
皆既月食のパワーはまだ続いています。
月食の画像やアーカイブの動画を見ながら、その月のエネルギーを感じみてください。
理性のスイッチをオフにして…
普段の自分では出せない何らかの感情が、わき上がるかもしれません。
それが、あなたの魂の声、その声に従ってあげましょう。
すると、とてつもないパワーが出てきます。
本当の自分が覚醒した時のエネルギーは、顕在意識でコントロールしようとする力なんて比にもならないほど、パワフルなのです。
「社会人としての自分」と「本当の自分」の乖離が少しずつでも小さくなり、本当の自分に素直に生きられますように…
追記:ちなみに、トップの皆既月食の写真は、中古で2万ちょっとで買った20年前の300mmで撮ったもの。SNSにアップするには許容範囲でしょうか😅ボケボケですが😅