はじめまして。私たち夫婦のかたち

はじめまして、デイルズ 美恵子と申します。現在は国際結婚をして、日本語ペラペーラの夫と娘２人とイギリスに住んでいます。

「国際結婚してイギリス在住。そして子育てしています！」なんだかキラキラしているように見えますが、、、、

めちゃくちゃ大変でした！（今も進行形の物もあり）

約１０年前の私と夫は別々の会社で子供英会話講師をしながら好きなことをして自由に遊んで楽しくハッピーに暮らしていましたが、
「英語を教える仕事は俺のやりたいことじゃない。大学で通訳翻訳の修士号を取りたい」夫に告白され、あれよあれよとイギリスに来ることになりました。

そう、そこで待ち構えていたのが、、、

夫の両親との同居！

ざっくりと言いますが、どんなに義理両親がいい人達でも同居はきつい！
でも夫は学生。私は無職。選択肢はありませんでした。
今までの仕事、居場所、車、自由に使えるお金はなくなり、お友達が１人もいない。

今の私を知る人は想像ができないかと思いますが、自分は何のために存在しているのかを見失い、毎日メソメソ泣いて、時には爆発し「日本に帰る」と大声で泣いたことも多々ありました。

そんな中でも幸せは訪れ、長女を妊娠します。
妊娠を通じてお友達ができたり、お腹の赤ちゃんの動きを感じる幸せな日々でしたが、いきなり不安の世界に引きづり込まれます。

妊娠３０週目の破水
「今の医療技術だと80%の確率で助かる」

80%の「助かる」より20%の「助からない」、早産の「リスク」しか考えられなく、不安で不安で泣きまくったのを鮮明に覚えています。

そして無事に早産で長女を出産。
「小さく産んで大きく育てる」ってよく聞きますね。嘘です。100%断言できます。大きくするために色々努力をしなくてはいけないので、体力も精神もボロボロになりました。
そして体は正直です。

顔面神経麻痺発症

顔の左側だけが動かなくなりました。
まさか私が！芸能人がなる病気だと思っていました。
考えてみれば、破水してから長女が10ヶ月になるまでほとんど寝れていませんでした。そして海外生活も義理両親との同居もかなりのストレスだったと思います。治らなかったらどうしよう、、、こんな顔のままになったらどうしよう、、、。そんな不安から、本当に最低ですが、

「全部あんたのせいだ！」

と泣いて乱れて夫に詰め寄りました。今思えば最低。本当にごめんなさいです。
どうしこんな発言になったのか、わかりますか。

「夫のレールに乗っていれば、どこかからか幸せが勝手にやってくる」

と思っていたんでしょうね。だから、お前のレールがおかしいからだろう！とブチギレたんですね。
何回も言いますが、最低ですね。私。

めちゃくちゃ時間は飛びますが、さあ、今の私はどうなっているか！
顔面神経麻痺は多少の後遺症は今も残っていますが、幸いにも３ヶ月で気づかない程度に回復して、今現在ほぼ笑ってイギリス生活楽しんでおります！
（もちろんん鬼の形相をしている時もありますw）

どのような変化があったかというと、
「自分のレールに乗っかって歩き始めている」こと。（亀スピード）
「幸せは歩いて来ない、だから歩いて行くんだよ♪」清々しく歌えること。
が7年前とは違うことだと思います。

夫は夫のレールに、私は私のレールに乗って、行き詰まったり、レールから外れそうになったりした時には助け合って進んでいます。
簡単に言えば私たち夫婦はチームです。
今２人で一緒に共通して頑張っていることは間違いなく二人の娘の『バイリンガル子育て』です。日本語力をイギリスの学校に行きながら、どのようにキープして行くか色々頑張っているところです！

自己紹介がこんなに長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。