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35年前の7.13

これまで散々、中学3年生の時の初めての彼女さんについて言及しておりましたが、私がその中学3年生だったのが、35年前です。

付き合い始めるに至る経緯は、失恋黒歴史の初回で書いてありますが、今日はそこでは相当省いた、何故初カノさんが私を気に入ってくれたのかを、綴ってみたいと思います。
結果がフラれた話ばかりじゃ、テンションも下がっちゃいますしね(ノ・ω・)ノ

7.12林間学校

私の通っていた中学校では、3年生の夏休み直前に、地元の山へ林間学校に行くのが恒例となっていました。

その際のメインは班ごとに分かれてのバーベキュー
その班は、各クラス毎に事前に編成されていました。

私は何と班長に立候補しまして、班長特権で好きだった、同じクラスにして同じ吹奏楽部の女の子(Oさん)を同じ班にしてしまい、この林間学校で告白しよう と決意したんですよ~ヽ(∀⌒ヽ)(ノ⌒∀)ノ

いや~、青春ですね~💖

バーベキューは最初に登山をします。
その登山の時、あるアクシデントが同じ班の女子に起きました。
濡れた草に足を取られ、転倒してしまったんです。
その際に靴が流されてしまったんですね💦
靴下や裸足で女子を登山させるわけにはいかないと思って、私は靴をその女の子に貸しました。
「えっ、悪いからいいよ~」
と言われましたが、逆に私が強引に、靴を貸し付けたような形になってしまいました。

そして下山後、いよいよBBQ開始です!

たっぷりとお腹を空かせた状態でスタートでしたが、細かな作業を手際よくこなす女子の皆さんには、改めて尊敬しました。
男達は火起こしや米とぎといった力仕事です。

7人単位の班で、和気藹々と作業してカレーライスを作ったのですが、そのカレーライスの美味しかったこと、美味しかったこと (←二度言っちゃった)

私はカレーを食べながら、Oさんへの告白の言葉やタイミングを考えて、次第にドキドキが高まって行きます(@゜▽゜;A

そして遂に食事の後片付けの時、お皿を洗う場所でOさんと私の2人だけという時間 が訪れました♪(((#^0^)(^ー^*)))♪

『さあ、今だ!言え!今Oさんに、付き合ってって言わなきゃ!』

今までの50年3ヶ月の人生で、心臓が飛び出そうになるほどのドキドキ っていうのは、この時がベスト1だと思います(苦笑)

手は震え、足 はガクガク、顔は真っ赤(〃∀〃)の私、勇気を振り絞って結局Tさんに何を言ったかというと・・・

「洗った皿、持って行ってあげる」

ですよ(・∀・;)
ああ、玉砕~~~(´;ω;`)

そしてすぐに、班の他のメンバーが戻って来てしまい、その後二度とOさんと私で2人きりになるチャンスは、ありませんでした・゚・(ノД`)・゚・

私はこれで告白のチャンスは無くなったと思い、意気消沈して片付け、学校へ戻る、というルーティーンを淡々とこなしたのですが、その日の最後の最後、バスから降りてBBQの荷物を私が自分のリュックと共に運んでいたら、ん?ということがありました。

「ミエハルくん、荷物重たいでしょ?少し持ってあげる」

と、Oさんが声を掛けてくれ、BBQの荷物を少し持ってくれたんです。

どうしたんだろ、でも嬉しいな、まだ喋れるのかな、そんな感情が私の中を渦巻いていました。

7.13反省会

昭和60年の7月12日は金曜日で、まだ学校も会社等も土曜日まで普通にあった時代です。
翌日の7月13日(土)は、本来の授業は2時間目で打ち切り、3時間目と4時間目を使って学活があり、昨日の林間学校の反省会を行うこととなりました。

最初はプリントが配られ、各自そのプリントを埋めてから話し合いを行うことになっていたんですが、配られたプリントには色々な項目があり、その中に、『異性から見た自分の活動』なんていう項目がありました。
中学校主導のカップル育成計画か?と思ってしまう項目ですが、嬉しいことにOさんが、 
「ミエハルくん、アタシの書いてよ!アタシ、ミエハルくんの書いてあげるから 」
と言ってくれるじゃありませんか♪  
もちろん私はOさんとプリントを交換して、お互いに印象を書いたのですが、Oさんから戻ってきたプリントには、 
『班のみんなに気を配ってくれて、ミエハルくんはとても格好良かったです。色々とありがとう』
なんて書いてくれてたんですよ!O(≧▽≦*)O

告白失敗で奈落の底に居た自分でしたが、この一言だけで一気に復活したような気になりました~。ウブでした、本当に(*^∇^*)ゞ

もしかしたら、また告白のチャンスがあるかもしれない?

と思っていたら、過去記事の通りで翌週の7月18日に、奇跡が起きてOさんと両想いになれたんですが、私の中でこの1週間と言うのは、一生忘れられない大切な1週間です。


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ミエハル
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