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会いたいと思ったら会いに行こう
私にしては変わったタイトルですが、実は父方の叔母が亡くなりました。
昨日の朝、誰にも看取られず、私の父のいる天空へと旅立ちました。
孤独死ですね。
とは言え、叔母には2人の息子、つまり私の従兄弟がいるんですが、2人とも県外で居を構え、早くに旦那さん(叔父)を亡くした後はずっと一人暮らしでした。
私は前の職場が叔母宅の近くだったので、たまに帰宅時に立ち寄ったりしていたんですが、その内忙しくなったり、またこの春に異動で遠隔地へ飛ばされた為、叔母宅へ立ち寄ることもここ最近は殆どありませんでした。
でも虫の知らせ、って言うんですかね、先月ふと叔母宅へ立ち寄ろうかな?と、窓際遠隔地から帰る途中に突然思ったんです。
でも、まあいいか!時間も遅いし、また今度にしようと思ってしまったんです。
そしたら、二度と会えなくなってしまいました。
「また今度」はやって来ません。
正直、とても悔やんでいます。
昔、子供の頃にお邪魔した際、とても美味しいカレーライスを作ってくれたり、ドラえもんのマンガ買っておいでって、そっとお小遣いを下さったり。
何せその叔母の息子(従兄弟)が、私と一番年が近い親戚だったので、横浜や広島から富山へ帰省する時は、亡くなった叔母の家にお邪魔することが一番の楽しみでした。
若い時には夫婦で富山大学前に食堂を構え、当時の大学生さん達の御用達みたいになって繁盛していたとのことです。
その内、叔父が過労で倒れ、食堂を廃業し、インベーダーゲームが流行していた時にゲームセンター兼喫茶店の店へと衣替えしたんですが、それがまた当たって、叔父と叔母夫婦は相当頑張って働いていました。
私は帰省した時、その店の営業時間外に、従兄弟に「内緒だよ」って言ってもらいつつ、無料キーを押してもらって、タダでインベーダーゲームやギャラクシアン、平安京エイリアンを楽しませてもらいました。
叔父は若い時の過労が祟ったのか、早くから体調を崩してしまい、10年以上前に亡くなったのですが、叔母は年相応の怪我をしたりしつつも、元気に頑張っていました。
父が亡くなった時には、父の若い時の思い出話を教えてくれ、父の知らなかった一面を垣間見ることができ、また父に近付けなくなってしまったと思ったものです。
もう父方の親戚で健在のオジサン、オバサンはいなくなりました。
小さい時に遊んでもらったオジサン、オバサンが次々と天空の世界へ旅立っていくのは寂しいですが、今頃父は、待ってたよとか言って、叔母のことを出迎えているかもしれません。
会いたいと思ったら、よほどのことがない限りすぐに会いに行こう。
こんな当たり前のようで当たり前ではないことを、叔母の急死で、今更ながら学びました。
毎日、悔いが残らないように生きる、これが今を生きる私に出来ること、ですね。
以上、ちょっと重い記事になってしまって、すいませんでしたm(_ _)m
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