四捨五入したらアラフォーだった頃の中年、普通列車で北海道を目指す（前編）

私の趣味の一つに鉄道旅があるのですが、この半年ほど、例のアレで全く実行できておりません(ノ_＜)ｼｸｼｸ…

本当ならこの週末、私は第２の故郷・広島へ行く予定があったのですが、例のアレで断念せざるを得なくなってしまいました┏(x_x;)┓

このストレスをどう晴らすべきか？と考えた挙句・・・

過去の充実してたな～♪という旅を記録して、ストレス晴らしにしたいと思います！(`･ω･´)b

１日目

タイトルにも書きましたが、私は基本・普通列車のみで、北海道を目指す旅に挑戦しました！

…やむを得ず反則（特急に乗ること）せざるを得ない場面もありましたが、そこは目を瞑ってやってください（苦笑）

実施年月日は２０１３年１０月１１日～１３日の２泊３日です。

齢４３歳と半年の頃、まだまだ若者には負けないわよ💗という意気込みで、腰を痛めるだけの旅に挑んだ記録をご笑覧頂ければ幸いです(^_^;)

【2013年10月11日(金)】の行程
東富山5:52→直江津7:39
直江津8:37→新井9:03
新井9:37「快速くびき野3号」→新潟12:05
新潟12:29「特急いなほ5号」→村上13:18・・・反則ワープです（笑）
村上13:38→酒田15:57
酒田16:36→秋田18:25
秋田18:37→大館20:20
大館20:54「特急つがる7号」→大鰐温泉21:20・・・以下の弘南鉄道終電に乗るための、反則ワープです（笑）
大鰐21:30「弘南鉄道大鰐線」→中央弘前21:58
※弘前で宿泊

この年、この月に、何故思い立ったかのように北の大地へ向かったかといいますと、「ＪＲ江差線が廃止になる前に一度乗っておきたい！」が、最大の目的でした。

ＪＲ北海道は経営が苦しいため、ローカル線を整理縮小する方針で、江差線の木古内～江差間を廃止することを表明しました。
廃止年月日は２０１４年５月１２日と決まっており、２０１４年の春先に訪問したら鉄ヲタで一杯だろうから、早めに半年前に乗りに行こう、と思ったんです。

その為に利用したのが、「秋の乗り放題パス」という、青春１８きっぷの秋バージョン的な切符でした。

と言っても、性格は似て非なるもので、

・３日間連続でないと使えない（青春１８きっぷはバラバラの日でもＯＫ）
・１人１枚（青春１８きっぷは複数人で同時使用が可能）
・但し子供料金がある（青春１８きっぷにはない）
・乗れるのは普通列車と一部快速列車、特例区間の特急列車（ここは青春１８きっぷと共通）

主な相違点はこんなところでしょうか💦

ですが２０１３年は北陸新幹線が開通していないので、北陸本線も富山から直江津までしっかりＪＲでしたから、現在みたいに直江津まで別料金を払う必要は全くありませんでした。

この「秋の乗り放題パス」だけで、最寄り駅から出発できたのです🎵

・・・この頃が懐かしい・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

さて今から７年前の１０月１１日、私は始発のＪＲ北陸本線普通列車で、最寄りの東富山駅から旅立ちました。

始発なのでガラガラ、４人掛けのボックスシートを独占して、直江津まで一気に進みます。

直江津では、遅めの朝食として改札外にある立ち食い蕎麦屋さんにて、お気に入りの海苔蕎麦大盛りをいただきます♪

美味いんです、コレ（☆▽☆）
直江津で時間がある時は、今も必ず寄ってます(^▽^)

（　↑　外観はコレ）

腹を満たした後は、一見無意味に見える新井行き普通列車に乗ります。

これが新井に着くとアラ不思議、新潟行きの「快速くびき野３号」に変身するんです＼(^ー^*)

ＪＲ線乗り放題なのを良いことに、こういう手段が取れるので、普通の切符だったらイチイチ買わないといけません💦

こうして新井に遡り、確実に「快速くびき野３号」の席をゲットして、次は新潟へと向かいました。

晴れていれば、柿崎～柏崎間で素晴らしい景色を見ることが出来るのですが、私が雨男のせいで、こんな残念な車窓になってしまいました。

途中、１９９３年にＴＢＳドラマで物議を醸した「高校教師」のエンディングに使われた「青海川駅」も通るんですが、確実に停まる各駅停車じゃないと、駅名標は撮れないですね💦

新潟では当時の１番ホームにあった、これまた立ち食い蕎麦屋さんで軽く昼食をと思っていたのですが、超満員札止めにつき、コンビニでおむすびを数個買う、に留まりました。

ここからは早くも反則を使い、村上という駅まで特急に乗ります。

何故かというと、そうしないと村上からの普通列車に間に合わないからです(;´▽｀A``

村上駅から北へ向かう普通列車は、数時間に１本程度で、私が乗りたい13:38発の酒田行を逃すと、次は夕方１６時台まで普通列車はなくなってしまうのです。

反則すりゃあいいじゃん！という悪魔の囁きも聞こえてきますが、そんなことしたら帰宅後に鬼に徹底的にやっつけられるため、反則行為は５カウント以内に留めなくてはいけません。

かくしてちょっとした罪悪感を胸に、「特急いなほ５号」に乗り込みました。勿論別料金で買った切符で、乗っております。

でもさすが特急、村上で降りなきゃいけないんですけど、速いし快適だしで、そのままずっと乗っていたくなりますщ(￣∇￣*)щ

村上で下車する時、どれだけ名残惜しかったか(T_T)

そんな未練を引き摺りながら、村上からはディーゼルカーの人になりました。

さて、いよいよ村上以北へと出発します。

村上までは来たことがあるのですが、村上から先はこの時が初めてでした。

泣く泣く(?)普通列車に乗り換えましたが、そうは言っても未踏の地へ足を踏み入れる感覚で、心の中はワクワクしていました"o(^ー^)o"

ただ天気が悪くて、晴れてたら絶景だろうな～という海岸線沿いも、どんよりと暗くて、テンション維持に必死でした（笑）

ただこの日は普通の金曜日（私は有休を１日使っての出発でした）。
途中で乗り降りが結構あり、時間的に酒田に近付くにつれて、帰宅の高校生も沢山乗ってきました。

若い彼らの話し言葉を聞いてると、いや～東北にきたな！と、強く実感出来ましたよ！(^∇^*)
特に女子高生の喋りとか聞いてたら、可愛いのなんの💘
アラフォーのオジサン、元気が出てきました（笑）

そして無事に酒田に着きました。

無事は無事でしたが、外は雨☔

雨男って悲しいですね～(´；ω；`)

なので乗り換え時間を使って酒田駅前を散策しようかという予定は諦め、入れ替わりで発車する「快速きらきらうえつ」（2019.9.29廃止）を撮ったり、初めて来た酒田駅の様子を撮ったりしていました。

そして次に乗るのは、秋田行き普通列車です。

この車両、東北地区ではよく見かける、旅したい人には不向きなオールロングシート車なんですが、私は意外と乗り心地が良いのと、前方を眺められるので、嫌いではないです。

そんな思いが通じたか、秋田までの途中で一瞬天気が回復し、日本海に沈む夕日を望むことが出来ましたよ🌇

秋田行きの普通列車は、途中なんと私１人しか客がいない状態になるほどで、運転士さんにも車掌さんにも気の毒だったんですが、秋田駅の２つ手前の新屋という駅で、大量に高校生が乗ってきました（;☆o◎）
近くに高校でもあるんですかね？
ガラーンとした車内が一気に息苦しくなるほどでしたよ(;´∀｀)

秋田駅では１２分しか乗り換え時間がないのですが、意地悪なことに、隣のホームに乗り継ぐ列車がいるとかではなく、遥か彼方の離れたホームまで行かないと、次の大館行に乗れないんです。
１２分あると思って余裕かましてたら、歩いても歩いても乗り換え列車が見えてこない(◎_◎;)

やっと乗り換え列車に辿り着いた時には、発車３分前でした(；´･ω･)

そして１０月ともなれば、もう外は真っ暗な時間ですね。
車両は相変わらずのロングシート車両で、普通の金曜日でしたから、帰宅するお客さんでほぼ満員。
デカイ鞄抱えてる私は明らかに異端児（苦笑）
満員なので車窓も楽しめず、ジッとカバン抱えて座ってました(；´∀｀)

その内疲れのせいかウトウトしてしまって、気付いたら大館の手前でした。
満員だった車内もかなり空いていました。
秋田も富山と同じく、拠点となる小さ目な町がポツポツとある感じなんですかね。

さて大館へ到着しましたが、流石秋の北東北、富山より明らかに寒いです。
防寒着持ってきててよかった～(^_^;)

ここから上述の通り、ほんの僅かな区間を反則するんですが、なぜかというと、反則しないと弘南電鉄の最終列車に乗れないから、が正解です。

その大館で、昼以降まともに食にありつけていないので、コンビニで弁当でも…と思ったんですけど、なんと大館駅構内のＮＥＷＤＡＹＳは私が乗ってきた普通列車の到着５分前に閉店という嫌がらせ(◎_◎)

じゃあ駅前に何かないかと、一旦改札から外へ出てみたら、真っ暗。

いくらなんでも腹減ったどー(´・ω・`)

でも何もないので、缶コーヒーで誤魔化すしかありませんでした☕

缶コーヒーでお腹を誤魔化した後、僅かな区間の反則列車「特急つがる７号」に乗り込みます。

たった２６分しか乗りませんが、快適快適♪

でも全体的にガラガラだったので、指定席まで押さえなくてもよかったな…と、若干後悔しましたが(^▽^;)

もう外は真っ暗でしたが、大鰐温泉駅で下車し、この日最後の列車に乗り換えます。

弘南鉄道という、経営の危機に瀕している私鉄に乗って、少しでも貢献しようという思いもありましたが、この日の宿の弘前スーパーホテルには、ＪＲの弘前より、弘南鉄道の弘前中央の方が近いというのも理由の一つでした。

遂に、人生で初めての青森県内に到着しましたよ！＼(^o^)／
ただ時間が夜１０時過ぎだったので、事前に調べておいた料理屋さんは軒並み閉店、結局この日の夕食兼夜食は、すき家の牛丼になってしまい、青森に来た情緒もへったくれもありませんでしたが💦

チェックインは夜１１時近くになってしまいましたが、とりあえず一日目、無事に行程をこなすことが出来ました(`･ω･´)b

さて翌日はいよいよ北の大地へ上陸いたします！

よければまた続編を見てやって下さいm(_ _)m