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思い出の旅ベスト5(第4位)前編

第5位はコチラです☟

さて例によって長文になる予想ですが(笑)、よろしければお付き合い下さいませ。

なるべく簡潔に書きたいと思っておりますが…m(_ _;)m(苦笑)


第4位「秋田を目指したけど東海地方を巡った青春18キップの旅」(2018.3.1〜4)

【1日目】

唐突ですが、私、秋田県が好きなんです。

多分、初めて東北地方を旅した時(2013年)に泊まったのが秋田県で、好印象を持ったからだと思うんですよね😍

それ以来、秋田駅前で2回、大館で1回、横手で3回も泊まってます🏨

どのビジネスホテルでもとても人情味溢れる対応をしてもらえましたし、横手のホテルでは利用後の感想を書きましたら、「ぜひ次回は、冬の横手を味わいに来て下さい」と、半ば常連さんのような感じで返事をもらいました。

この時(2018.3)はそんな秋田の鉄道を満喫しようと計画しました。

秋田内陸縦貫鉄道由利高原鉄道JR花輪線、その他諸々と乗りまくろうとプランを立てたのです。

さていよいよ3月1日、旅行開始の日♬

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折しも前日から、爆弾低気圧が日本海を縦断する恐れがあると言われている中、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道で糸魚川駅までやって来ましたが、こんな看板が…😱

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またえちごトキめき鉄道は、糸魚川で運転打ち切り。。。_| ̄|○

JRから見捨てられた3セク在来線は、直江津まで辿り着けず、早々にダウンしてしまいました。

そこで私は第一の壁にぶつかったんですが、まだ動いている北陸新幹線を利用し、隣の上越妙高駅まで北陸新幹線で移動することにしました。

北陸新幹線最強神話が生まれたのは、実は先日アップした思い出の旅第5位の時です。
私が3セク在来線で、豪雪により泊駅で立ち往生し、その他の北陸本線、高山本線、大糸線、富山地方鉄道も軒並み運休している中、北陸新幹線だけは定刻で走っていたのです❗

そんな訳でとりあえず上越妙高駅へ行ってみよう、そこでまた運休情報があれば考えよう、と思いまして、ちょっと予算オーバーですが、急遽北陸新幹線「はくたか」に乗って、上越妙高駅を目指しました。

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いざ上越妙高駅に降り立つと、糸魚川駅でのこれから先どうなるんだ?というザワザワ感は微塵も感じられず、おぉこれなら秋田へ行けるな、と思いまして、通称・115系新井快速に乗り込み、新潟を目指しました。

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この115系快速は定刻に新潟県内を走破してくれ、新潟駅には定刻の11:27に到着しました。

だがしかし!

予定では新潟で、11:43発の村上行普通列車に乗り換え、村上まで行く予定だったんですが、入線済みの村上行に乗っても、一向に時間が来ても発車する気配がありません…。

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あまりに動かないので、一旦改札を出てみましたら…

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なんですと、列車全滅❓_| ̄|○…

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発車時刻表も真っ暗…。

オーマイガッ!m(×~×;)m

どうしても秋田へ行けないと分かったので、まずこの日止まる予定だった大館の宿へ、列車が動かないので泊りに行けないとキャンセルの電話☎

そして改札口前でひたすら運転再開の一報を待っていたのですが、1時間過ぎ、2時間近く待ち…。

全く在来線は動きません。

ですが、思い出したように、上越新幹線を減速で運転しますというアナウンスが流れました。
このままだとどうにもならず新潟でこのまま1泊せねばならない、なんて日だ😱
という事態を打破すべく、とにかく新潟駅から脱出しようと、長岡まで新幹線で戻るという手段を取ることにしました。

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自由席券を買って乗り込んだんですが、交渉次第だと青春18きっぷでそのまま乗れたのかも…?s(・・;)

まあ過ぎたことはいいのです。新潟駅軟禁状態から脱出できたのですから♬

新幹線は減速気味で走ると言ってましたが、結構通常じゃない?というスピードで走ってくれまして、長岡駅へととりあえず戻ることが出来ました。

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長岡では食べてなかった昼食を摂るべく、牛肉弁当を買い求め、待合室で食べました。

で長岡駅の状況はというと、直江津方面への信越本線は勿論運休。

上越新幹線はダイヤは乱れているが運転中。

上越線はほぼ定刻で運転。

あっ、上越線が動いてるじゃないか!

長岡15:34発水上行という列車を発見しまして、それに乗ると水上に17:31着、水上高崎行に乗り換えると、高崎には18:48着、高崎19:07発の上野東京ラインに乗ると熱海に22:56に着ける♫

出ました、トラブルをプラスに転じる男、時刻表鉄のミエハルです(*≧m≦)V

急いで熱海の宿を検索して、当日割の温泉付きホテルを予約♬

後はこの選択が吉となるよう、途中で列車トラブルが起きないことを祈るのみです。

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  ↑ 救世主・長岡15:34発水上行です。

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高崎から熱海まで4時間弱かかりますから、追加出費ですがグリーン車に乗っちゃいました🍃

そしてほぼ真夜中に到着しましたよ、熱海~!

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コンビニで夕食(夜食?)を買い、チェックインしました。

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この日お世話になったのは「伊東園ホテル熱海館」
本来なら深夜11時に到着するようなお宿ではありません。少なくとも夕方までにはチェックインし、たっぷり温泉を味わって夕飯を頂き、ゆっくり寝る温泉ホテルです💦

スタッフさんも優しくて、また来たいな、と思わせてくれるホテルでしたよ。

【2日目】

2日目の朝は、太平洋からの日の出で目が覚めました。

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そして大急ぎで温泉を味わい、バイキング形式の朝食を頂き、昨夜練った2日目の行程へ出発いたしまた。

まだ乗ったことが無い路線に乗りたいと思い、1つ目にピックアップしたのがJR武豊線!2つ目が3セクの明智鉄道

1つ目の読み仮名は、「たけゆたか」ではありませんよ(笑)

この東海地方の未乗路線に乗ってから、どこか宿を探そうということにしました。

お宿をチェックアウトしまして

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西を目指すわけなんですが、熱海から豊橋までの間は、18キッパーには人気が無い区間なんですね。

何故かというと、トイレの無いロングシートの車両しか走ってないからです💦

タイミングさえ合えば、特急型車両を使った「ホームライナー」とかもあるんですけど、なかなかそんなタイミングには上手く当たらないのが世の常。

だから新幹線ワープする方もいらっしゃいますし、私もこの旅よりも前に東海道を旅した時には、静岡→浜松でワープしちゃいました🚅

この時は予定外の行動を急遽取ったので、新幹線ワープなどはせず、ひたすら激混みのロングシート車両に耐えて西へ移動したのですが、雨男ミエハルの名を返上するかのような素晴らしい晴天に恵まれ、途中からは富士山が見えてきました🏔

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(恥も外聞もなくデジカメを持ってロングシートで首を180℃曲げて撮った1枚です)

そしてやっと浜松に着き、乗り換えようとした列車が有難いことに転換クロスシート!

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浜松~豊橋間は、クロスシートvsロングシートの車両が両方あるにはあるんですが、ロングシート車の方に当たる確率が高いので、クロスシート車が来たのは嬉しかったです♪

途中、浜名湖も長い鉄橋で渡ります😊

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この区間は、途中の掛川から新所原という所まで、一度は乗りたいローカル線としてよく名が挙がる「天竜浜名湖鉄道」という3セク路線があります。

この時は乗っておりませんが、別の旅の時に一度乗ったことがありまして、沿線が昭和時代にタイムスリップしたかのような感じの、とても心が落ち着く素敵な路線でした!

そして豊橋に着きまして、そろそろ昼食でも…と、駅構内にあった立ち食いソバ屋さんというにはレベルが高すぎる(つまり、美味しい😋)お店に寄りました。

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豊橋で時間が無いけど何か食べたい!と思ったら、是非「豊来軒」さんをどうぞ♫

そして豊橋から大府まで移動しますが、豊橋駅構内ってなかなか面白いんですよね。

JRと名鉄が共存共栄しているので、JRの列車を待つ間に名鉄の列車を撮ることも可能です📸

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この写真の右側は、再びJR飯田線のホームになっているんです。
次々列車が来るし、新幹線も一部停まりますし、穴場かもしれません💡

私は再びJRの客となり、大府で下車、この日の目玉の一つ、未踏路線の一つだった「武豊線」に乗りますヾ(o´∀`o)ノ

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武豊線は数年前までディーゼルカーが走ってたんですが、電化されまして、日中は2両の電車がひたすら往復しています。
その車両も、転換クロスシート採用の最新車両が投入されているんですが、如何せん武豊線は名鉄に完全に負けてます~。

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終点はこんな感じで無人駅。観光案内所は徒歩3分。列車もワンマン。
なんとJR武豊駅には、改札口自体ないんですよΣ(・ω・ノ)ノ!
駅員の待機所もないし。
せっかく電化したのに、なんかもったいない路線だなぁ…というのが、未踏路線を1つ踏破した感想でした(;^_^A

そのまま乗ってきた車両に乗って大府へと戻り、大府から今度は金山へ向かいます。

この辺り、各駅の乗り継ぎが5分前後しかなく、結構な綱渡りだったのですが、何とか上手くいきましたε-(´∀`*)ホッ

そして金山駅も、JRと名鉄が共存共栄している駅で、東海道本線と中央本線に挟まれるように、名鉄の駅があるんですね。
昔は特急「北アルプス」という列車もあり、名鉄の車両が鵜沼から高山本線に乗り入れ、延々と富山、更には富山地方鉄道にまで乗り入れていたこともあるほどなので、仲良しなのかもしれません。

その金山から快速に乗り、この日二つ目の目玉、これまた未踏路線の第3セクター明智鉄道に乗りに、恵那駅を目指します。

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(恵那に向かう途中、あまりに景色が素晴らしいので、恥ずかしながら運転士さんの横から撮った前面展望)

そして恵那に着きまして…

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初めて来た駅なので、何でもかんでも写真を撮りまくります📸
その内、明智行の列車が入って来ました。

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さてこれに乗り、明智を目指します。実は沿線は絶景があるわけでもなく、山間部のローカル線といった趣なのですが、絶対に乗って残すんだ!という地域の方の熱意が凄いんだろうな…と思いました。

最近、こういうJRから捨てられた3セクでは生き残りをかけて、レストラン列車とかを走らせてますが、明智鉄道はそのパイオニアかもしれません。
僅かな距離にも関わらず、急行「大正ロマン」号を走らせ、車内で季節ごとにメニューが異なる特製弁当を食べたり、地酒を飲んだり、とても楽しい企画を実施しているんですね。
その他、上の車両のように企業によるラッピング車両もいますし、終点明智駅は住民の方の熱気が籠ってるような駅でした。

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( ↑ 明智鉄道に乗ったタレントさんのサイン ↓ )

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この頃、父は行先を勝手に変更して気ままな旅を楽しんでいたのですが、娘は高校受験直前でした。
なので、明智駅のお守りは受験に縁起がいいという話しを聴いたので、お守りを買って帰りました。

さて3月2日ですので、まだ昼間の方が短い時期です。明智駅を散策していたら、グングンと周囲が暗くなってくるのが分かりました。
是非また乗りに来たいな~と思いながら、折り返しの恵那行きに乗り込み、明智駅を後にしました。

明知鉄道に乗ってる途中で完全に夜を迎えまして、恵那駅に着いて名古屋行き快速に乗り換えても車窓は全然分からなくなりました😅

さて元々秋田への2泊3日の旅を計画していましたので、2日目の宿も押さえて、本来の行程でしたら山形県まで南下して、米沢で一泊する予定でした。

こちらのキャンセルは昨日の内に行っていたのですが、いざ2日目の夜、どこに泊まろうかと日中から検討していたのですが、更に西へ向かおうと思いまして、南彦根に泊まることにしました!

これも当日割♪

私はかなり事前から宿から列車から全てをプランニングする性格なのですが、その日に泊まる宿を昼に探すという、この時ほど行き当たりばったりの旅はありませんでした。

というわけで南彦根まで行かねばなりません。

まずは名古屋駅で軽く夕飯を…

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名古屋駅の全ホームにあるんじゃないかと思う、立ち食いきし麵屋さんにて、腹を満たします😋🍜
麺が太いから、腹持ちしますね👌

名古屋駅で小休止した後、20:30の米原行き快速に乗り込み、米原へ。

そして米原からは南彦根まで3駅。

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この日当日予約でお世話になるのは、南彦根駅近くのスーパーホテル南彦根駅前です。
コンビニで昨夜も見たような夜食を買い込み(笑)
朝8時から乗り続け、やっと安息の地に辿り着いたのは夜10時でした😅


さて残すは3日目なんですが、又もトラブルに見舞われます🔥

そのせいで富山に帰れなくなってしまう事態に陥るのですが、長くなりましたので続きは後編で…📝(いつ書けるかな?)

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