週末の朝の儀式
我が家の週末は、朝、夫が豆から挽いて入れてくれるコーヒーからはじまる。
アメリカ駐在中に趣味で買い集めたファイヤーキングのマグカップを使いたくて、帰国後に自分でコーヒーを入れるようになった。
最初は電動ミルを使って豆を挽いていたが、知り合いのお宅にお邪魔した際に見たアンティークの手動ミルに一目惚れし、イギリス スポング社製のミルを購入。
鉄のミルは武骨だけど、ハンドルを回してゴリゴリと豆を挽いていくと、なんともいい香りが漂ってくる。
丁寧にハンドドリップして入れられたコーヒーは、やっぱり美味しい。
たわいのない世間話や自分が今考えていることなど、あーだ、こーだとお互いに話しながら、トーストしたパンや大好きなカフェのお取り寄せスコーンと一緒にコーヒーをいただくのは、週末の朝の儀式みたいなものだ。
この時間が楽しみで、待ち遠しくて、たまらなく愛おしい。
夫が早朝から山登りへ出掛けてしまった朝は、自分でコーヒーを入れる気にはならないから、手っ取り早く紅茶のティーバックのお世話になる。
一人であれこれ考え事をする時間も貴重なので、これはコレで悪くない。
が、やはりちょっと物足りない。
平凡だけど、いつまでも大切にしたい週末の朝。
夫よ、いつも美味しいコーヒーをありがとう。
これからもずっとよろしくね。
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