考察:オーロンゲVMAX+サザンドラ
考察:オーロンゲVMAX+サザンドラ
みなさんこんにちは、みいです。
この記事を書いている2020年3月はコロナのせいで満足にポケモンカードができていませんが、新カード、デッキの考察や通話ポケカに関してはできるため、やれることをやって楽しんでいます。
今回の記事は3/27に発売されるオーロンゲVMAXのデッキに入ってる目玉カード、「オーロンゲVMAX」を軸にしたデッキの考察です。
このデッキを選んだ理由は悪ポケモンが好き、オーロンゲVMAXがかっこいい、などありますが、やはり「磨いたら光ると思った」という点が1番大きいです。
特別実力のあるプレイヤーでも、デッキビルダーでもありませんが、目を通して楽しんでくださると幸いです。
1.デッキリスト
私が選んだ60枚は以下の通りです。
コンセプトは「アローラキュウコンGXでサザンドラを立てて早く高打点で殴る」です。シンプルです。
具体的にしますと3ターン目までの目標は
・最低限レベル:バトル場のオーロンゲVでスパイキーナックルを打つ
・普通の回転率で求められる目標:VMAXに進化してキョダイドリルを打ち始める
です。
2.考察
・アローラキュウコンGXについて
オーロンゲVMAXの考察はサザンドラが出る前から進んでいたのですが、コンセプト実現のために最初に思いついたタイプが「マニューラGX+レッド&グリーン」でした。
通常の悪バレットだとこのコンセプトでも問題ないのですが、
・マニューラGX、オーロンゲVMAX、シルヴァディGXを並べるということに無理があると感じた。(優先順位を考えれば何とかならなくはない)
・レッド&グリーンを打たないと加速が足りなくて後続の用意が厳しい部分もある。
・ベンチの空きのコントロールも難しい。
という理由で解体しました。
その後はあれもダメこれもダメとあがいていましたが、サザンドラの情報が出てからは頭がすっきりしました。
個別考察で書いた通り、スパイキーナックルでエネルギーが戻った後で、エネルギーの張り直しを普通より速いテンポで行うことができるので、同じ構築済みに入っているだけあって噛み合っていることもあり、試してみることにしました。
オーロンゲサザンドラを構築するうえでどうやってサザンドラを進化させるかを考えた結果、3つの方法を考えました。
それは
①アローラキュウコンGX
②ブルーの探索
③ジラーチ
のどれかを使ってサザンドラを場に出すためのパーツ、サザンドラとふしぎなあめを持ってくるという方法です。
それぞれメリットデメリットはあると思うので、軽く書いておきます
①アローラキュウコンGX
メリット
確定でカードを2枚探すことができる
山札から持ってくるので臨機応変
デッキの制約がきつくない
デメリット
無人発電所の影響を受ける
進化しないといけない
②ブルーの探索
メリット
確定でカードを2枚探すことができる
山札から持ってくるので臨機応変
ポケギア3.0でブルーの探索を探すことができる
デメリット
デッキの制約が厳しい
サザンドラが場に出た後は何もしないカードになる
③ジラーチ
メリット
死に出しが安定する
上記2つとは違い何回でも使える
デメリット
不確定サーチなうえ1枚しか持ってこられない
ポケモンいれかえ多投、エスケープボードなどデッキスペースを食うカードが多い。
3つの方法を検討した結果、私は①のアローラキュウコンGXを選びました。
選び方は本当は好ましくないのですが消去法です。
②のブルーの探索はデメリットのデッキ作成の難しさが引っ掛かりました。特性を持っているポケモンをほとんど入れられないため、エネルギーカードを引っ張ってくる手段にデデンネGXを使うことができないことが非常に大きいと思います。好みの問題ですが、サザンドラに進化した後でブルーの探索が何もしないことも減点です。
③のジラーチはたけるとうきリザードンのような動きができないので没に。オドリドリGXが優秀なこと、自分でエネルギー加速ができること、山札の圧縮に長けていること、すべてが噛み合ってできることを実感し、オーロンゲサザンドラの並びに組み込むことは厳しいと判断しました。
その結果デッキは「オーロンゲサザンドラアローラキュウコン」の並びで組むことになりました。
・オーロンゲV
高めの体力と2つの技の打ち分けが可能で、最初にかみつく40点で数ターン後につなぐ、整ってきたら下の技スパイキーナックルで大きなダメージを与えることができます。単純に1回ずつダメージを与えると40+200で240点入れることができてピカチュウ&ゼクロムを倒せる可能性があることはなかなかいいと思います。他のケースですと、未進化Vポケモン、1進化GXポケモンも圏内です。
スパイキーナックルはエネルギーを手札に戻すため、オーロンゲVがやられてもエネルギーを後続を育てることに利用できます。サザンドラと非常に相性がいいです。
・オーロンゲVMAX
HP330は320を基準に考えている構築のダメージ計算を崩すことができるのでちょっと嬉しいです。同じ体力ラインにイシヘンジンVMAXがいますが、オーロンゲには悪のエネルギー加速がありますので軍配はこちらに上がると思います。
技、キョダイドリルは3エネ170という物足りなさ、限界が270でHP280やVMAXポケモンを倒すことができない点は気になりますが、Vポケモンを4エネで連打して蹴散らす、同じようにTAGチームポケモンを蹂躙できるので見た目より強いのではないかと考えています。
・サザンドラ
今回悪デッキに与えられたエンジン。強力な特性、ダークスコールを持っており、手札の基本悪エネルギーカードを好きなだけ自分のポケモンに貼ることができます。
強力ですが2進化ポケモンなため、モノズ、ふしぎなあめ、サザンドラが必要なうえ、もたもたしていると相手に一方的に攻撃されます。できれば3ターン目にはサザンドラに進化したいので、安定して建てるためにアローラキュウコンGXを有効活用します。
・ウッウV
後手でスタートすると幸せになる鳥。モノズにあめとサザンドラをささげましょう。
後半にひいてデデンネGXを狙撃するのも大事な仕事です。
・デデンネGX
2-3ターン目にエネルギーをツモるために1回使うことが多いのでほぼ確実に打つために2枚採用です。詰めの盤面でボスの指令を探せるので後半に残しておくと気持ち楽です。
・サポート
ハンドを切りすぎると厳しいデッキだと判断したため、シロナをベースとしたドローサポート配分にしました。基本的に使うカードとしてシロナ4、マリィ3を取りながら、中盤(主に3-4ターン目)にサザンドラ、ふしぎなあめ、エネルギーなどを縦引き出来るエリカを1枚だけ取りました。ボスの指令3枚はドローに権利を使いがちだったため、グレートキャッチャーに枠を割いて2枚にすることにしました。
・グッズ
基本的に定番なものを中心に取りましたが、アローラキュウコンGXが2枚入っていることを考慮してグレートキャッチャー、リセットスタンプを入れて後半戦に強いカードを入れました。エネルギー回収は序盤にクイックボールでエネルギーを切ってもエネルギーを拾えるので2枚あっても困らないと判断しました。
・混沌のうねり
ブラックマーケット、ナイトシティが候補でしたが、これから頭角を現すリザードンVMAXデッキ、Tier1のピカチュウ&ゼクロムデッキに強く他のデッキにも妨害しやすい混沌のうねりを優先しました。ブラックマーケットが強力なことは知っているのですが、スタジアムをマリィとリセットスタンプで守り切れる自信がない点も混沌のうねりを選んだ理由です。
・エネルギー
フィーリング。エネルギーバランスおじさんの方々の指摘があれば修正しようと思います。
でもたぶん10枚よりは上な気がする。うん。
3.プランニング
サイドの取らせ方はオーロンゲV+オーロンゲVMAX+オーロンゲVMAXを狙いたいです。
最初のオーロンゲVはスパイキーナックルでエネルギーを戻しながら攻撃して適当なところで倒してもらってその間に育てたオーロンゲVMAXをバトル場に出して戦う感じです。
もちろんボスの指令がある反逆クラッシュ環境では簡単には通じないと思うので、リセットスタンプで妨害するなりしましょう。
本当はリセットスタンプ2枚ほしいですが取れませんでした。シロナとマリィで大事に保管しましょう。
オーロンゲVMAXの戦い方を考えた際、進化のタイミングとエネルギーの貼り方が大事なのではないかと私は思いました。
適当に進化してしまうとスパイキーナックルが使えなくなり、3エネキョダイドリルより火力が下がりつつエネルギーを手札に戻して守る効果も時には大事なので進化しないほうがいいこともあることが想定されます。
また、エネルギーも常に5エネ貼らないといけないわけではなく、4エネでいい相手、3エネで十分な相手がいます。例を挙げるとひのたまサーカスは3エネで十分ですよね。
そのため、オーロンゲVMAXは相手によって自分の状態を常に相手に合わせて賢く戦う必要のあるデッキであると私は考えています。もちろん他のデッキも相手に合わせて打点調整などはします。
終わりに
私はこのデッキと長い間過ごしたわけではないです。
対戦回数も数えるほどもなく、ここまで読んだ人の中には何を語っているんだと思っている人も多いでしょう。
でも私は書きたかったので書かせていただきました。
大型大会や自主大会が消えてしまった今のご時世に、せめて人の考えを読む機会は奪われてはいけないと思ったのです。
いろんな人の考えを読んで、聞いて、そして強くなる。そんなみんなで強くなるポケモンカードが好きだったので、発信する側になろうと思い今回筆を取らせていただきました。
次いつこのようなデッキ考察を書くかわかりませんが、見かけた際はまた読んでくださると幸いです。
では、よいポケカライフを。
みい(@mie_swagger)