健やか薬局社内学術大会レポート
4月29日（土）、健やか薬局の学術大会が開催されました。
コロナが明け、３年ぶりの対面開催！
今回は開催された模様をレポートします。
概要については以前の投稿にて。
会場の雰囲気
久々の対面開催。
社内会議や研修もオンラインがほとんどのため、
社員同士顔を合わせるのはかなり貴重な機会でした。
社員数も3年前に比べて増加したことと、感染対策もあり以前の倍の広さの会場に。
ホテルグリーンパーク津の一番大きな部屋となりました。
プログラム開始！基調講演は神谷政幸先生
いよいよプログラム開始！
毎回ゲスト講師をお招きし、基調講演をお願いしているのですが、
今回は参議院議員で薬剤師である神谷政幸先生にお越しいただきました。
薬剤師のこれからの役割について、
また薬剤師の未来を変えるべく国会で働く意義についてなど
貴重なお話をいただきました！
社員の中でも神谷先生のお話を聞いて在宅医療の道に進んだものもおり、
今後の勤務においても奮起する機会となる時間になりました。
オーナー会先生方、新入社員紹介
健やか薬局は、健やかクラブオーナー会に所属しており、同じく会に所属する会社が数社おられます。
主に健やか薬局から独立開業された薬局社長の方々のため、顔見知りの方がほとんどです。
経営方針共有会や、学術大会などのイベントはオーナー会全体で開催することもしばしば。
普段も情報共有等しながら、三重の地域医療を支える仲間として活動しています。
それぞれの社長からのご挨拶と、健やか薬局新入社員の紹介を行いました。
口頭発表 ５演題
続いて口頭発表です。
今回は5名の方が発表いただきました。
薬局管理栄養士の活動や、スポーツファーマシスト活動、
オーナー会の方々からなど様々な演題で発表いただき、
普段はなかなか知ることのできない活動内容について理解を深められました。
口頭発表内容
①栄養相談における管理栄養士と薬剤師連携の重要性
～皮膚科門前薬局における栄養相談事例～
②ヴィアティン三重バスケットボールチーム
スポーツファーマシスト活動報告2022-23
③栄養相談における効果的な資料の活用方法について
④プライマリケアの充実を目指す薬局の取り組み
～世界の薬局が向かい実践する取り組みを目指して～
⑤睡眠薬の適正使用を目指したモニタリング業務について
ポスター発表 ９演題
ポスター発表は９演題が発表されました。
会場後方に設置されたポスターの前に演者がそれぞれ立ち、
社員に対して説明を行います。
2年目の社員からベテラン社員まで多様なポスターが並び、
それぞれに多くの人が集まりました。
その場で質問したりやりとりしたり、、
そんな対面開催ならではの空気がより感じられる時間となりました。
ポスター発表内容
①薬局内カンファレンスの実施について
－より良い医療サービスを目指して－
②美里やまびこ店の患者満足度の研究
③東海学術大会への取り組みを通じて
④アウトリーチ型イベントで薬局外活動を行う意義
⑤薬包綴じ作業におけるテープのりの有用性に関する考察
⑥薬以外でもできること
⑦調剤録監査についての業務フローの変更に関する調査報告
⑧【特別発表】地域薬局の薬剤師によるclinical questionの解決
⑨【特別発表】一次予防から三次予防まで幅広く携わる薬局管理栄養士の役割
特別研修：ワークショップ
最後に特別研修としてワークショップを行いました。
テーマは「2025年に向けて磨きをかけるために」
今回の学術大会テーマに沿った内容で、
参加者がグループに分かれてディスカッションしました。
職種、役職、会社、年代も超えてグループ形成され、
フラットな場で様々な視点からの意見が飛び交う充実したワークとなりました！
まとめ
今回3年ぶりの対面開催となり、普段はなかなか会うことのできない社員、オーナー会の面々との交流がありました。
社内有志で集まった実行委員を中心に、
対面にするのかどうか、会場をどうするか、内容は、、などなど、
対面開催の参加経験が無い実行委員メンバーも多い中で、試行錯誤しながら開催実現した会でした。
実際に会って話すこと、会場の雰囲気や、偶然隣り合った方との雑談など、
対面開催でしか感じられないことも多かったと思います。
普段の勤務の中で大会発表の準備を進めたこと、時間を取って参加し感じたことが、今後の勤務の中で活きる刺激になればと思います。
後日、口頭発表、ポスター発表ともに最優秀発表賞が選ばれ、賞品が贈られました！
また次回の開催も楽しみです！
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