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特集記事

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就職氷河期世代に向けた、特集記事を発信します。
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#就職

「もう遅い」なんてことはない。あなたのペースで一歩ずつ踏み出そう〜北勢地域若者サポートステーション〜

「もう遅い」なんてことはない。あなたのペースで一歩ずつ踏み出そう〜北勢地域若者サポートステーション〜

「1人で悩んでないで、話しにおいでね。」

これは北勢地域若者サポートステーションの支援員が、就職に悩む人たちにいつも伝えている言葉です。
サポステは、15~49歳の無業状態の方を対象に自立・就労支援をサポートする機関です。県内には4つのサポステがあり、今回は北勢地域若者サポートステーション(ほくサポ)の取り組みをご紹介します。

ほくサポでは、就職活動に必要なスキルの習得だけでなく、支援員と相談

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新たなスキルや資格を身につけ、再就職に挑む「三重県立津高等技術学校」

新たなスキルや資格を身につけ、再就職に挑む「三重県立津高等技術学校」

皆さんは、「高等技術学校(専門校)」とは、どんな場所かご存知でしょうか。いわゆる専門学校とは違い、希望する職業に関する基礎的技能や専門的技能を身につけ、就職に繋がる公共職業訓練を行う学校です。今回は津市にある「三重県立津高等技術学校」を訪れ、就職氷河期世代がどのようなスキルを身につけられるのかをお聞きしました。

就職氷河期世代が受けられるカリキュラム

三重県立津高等学校が実施する公共職業訓練に

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伝えたいのは、あなたのための支援があるということ。

伝えたいのは、あなたのための支援があるということ。

文・村山祐介(OTONAMIE)

バブルが崩壊して企業の有効求人倍率が1を割り、その後も10年近く続いた就職難の時期、いわゆる就職氷河期。当時、インターネットは今ほど普及しておらず、SNSもほとんど無かった。したがって就職に関する情報の入手方法は、学校の担当課やハローワークに出向いて得るなど限られていた。そんななかで筆者もハローワークに通い、求人票とにらめっこをしていたひとりだ。

今回「SNS

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仕事に対する悩みから抜け出すための最初の一歩「サポートステーションみえ」

仕事に対する悩みから抜け出すための最初の一歩「サポートステーションみえ」

職場での人間関係、仕事のむずかしさ、病気やケガ…さまざまな原因により、長期にわたって仕事から離れたとき。復職するために何から始めればいいのかわからない。挫折感が大きく、仕事に就きたいと思えない。そんな悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。

三重県内には4か所の「地域若者サポートステーション(以下、サポステ)」があります。サポステでは、無業状態からの就職、社会復帰へのサポートを受けることができ

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就活に再チャレンジ!
就職氷河期世代の挑戦をサポートする「マイチャレ三重」

就活に再チャレンジ! 就職氷河期世代の挑戦をサポートする「マイチャレ三重」

年齢を重ねてからの就活は、とても難しいもの。興味を持った求人は、年齢や必要なスキルなどが規定に当てはまらず、応募できる会社の数も少ない。ひとりで求人情報を見てはため息をついている…そんな方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介する「マイチャレ三重(以下、マイチャレ)」はそんな方にこそ、ぜひ利用して欲しい場所です。キャリアカウンセリングの資格を持つ支援員が在籍し、仕事の探し方から、自己分析、書類

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「悩みを聞いて」つらい時に手を伸ばせる場所でありたい。 一人ひとりの困りごとに寄り添う、三重県生活相談支援センター

「ひきこもりの方について、どんなイメージを持っていますか?」

そう聞かれて、私は戸惑った。部屋の中で膝をかかえてうずくまっていたり、部屋から出てこれずに髪がぼさぼさだったり。イメージするその姿は、何かのドラマや映画の中で描かれた姿だ。本当のところは、何も知らないのだ。

コロナの影響を受け、相談者が急増津市桜橋にある「三重県生活相談支援センター」。2015年に施行された生活困窮者自立支援法に基づ

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