話す

今朝は郷里の
友だちと話せて
久しぶりに土佐弁を
使い私の家族の話が
出来て凄く心が喜んだ。
友の声は相変わらず
心が和む温かい声で
癒された……感謝いっぱい。

青い空に青い海….
月の名所桂浜には
遠足でよく行った….
水平線のみられる
壮大な風景が今でも
眼前に広がり美しい….
飛行機で帰省すると
四国山脈を越えて
一旦太平洋上に出て
眼下には
エメラルドグリーンの
海が迫ってくる….
あぁ！
高知に帰ってきたなと
心が震える…..
空港の出口には
少しはにかんだ父と
まん丸な笑顔の母が
私たち家族を待っていた。
思い出して涙ぐむ
今や両親はいない
聞いておきたかった
話は沢山あったと
今頃になり思う事がある。

夕方近くに
トライアルに買い物に
行った….
今日のレジカートはNo90。
9にこだわる夫で
カート探しから始まって
いよいよ買い物だ。
箱ものが安いので
失くなりかけている物を
購入してレジに向かい　
チェックが終わり….
買い物かごに入れた
品物を車にのせた。
で
ふとカートに下げていた
バッグを持ってきてない
と
氣付いて中に戻ると
戸惑い顔のおじさん2人の
見つめる視線の先に
私のバッグがあった….
"申し訳ありません。
私のバッグです。
ありがとうございました"
"今から係の方に連絡
しようとしていました"
"お氣使い頂きありがとうございました"
と無事だったバッグ….
とりあえずよかった。
バッグは手元に持つ
当たり前な事を大事に
したいとしみじみ思った。

久しぶりにヒヤリとして
帰宅した。

『春めくや
　　襟巻もせぬ
　　　　小買い物』
　　　　　高濱牛尾作

　　ラブ&ピース