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2025
新しい年が
どんどん近づくけど
何かしら
のんびりしていて
心の隅に"後ろめたさ"が
住んでるような氣がするが
みない事にして
やり過ごしている。
夫は
日曜麻雀に
おにぎり弁当持って
出かけ…..
私は
読書を始めてしまい
本の世界で時を忘れ
部屋の中には夕闇が
落ちてきた…..
昨日は冬至で
これからは少しずつだが
日が長くなる….
春を待つ楽しみがあり
幾つになっても嬉しい
そんな季節を送っている。
先週の日曜
テレビ番組に
市川團十郎さんと
子どもさん2人が
出演していたが
素敵な女性だった
亡き母の面影が2人の
子どもたちに色濃くあり
早くも
"こんなに成長したのか"と
驚いた…..
よその子どもの成長の
早さに毎度驚嘆する。
母の面影と雰囲気を
纏った姉に
母譲りのくりっとした瞳を
持つひょうきんな弟
見守る父である
團十郎さんがすっかり
落ち着き暖かいオーラが
画面越しに伝わってくる
沢山の悲しみを
くぐってきての今
2年に渡る
襲名披露公演を
息子と2人で行っている
とかで
幸せな家族の姿だった。
そんなこんなで
ずっと昔に読了した
宮尾登美子作"きのね"を
再度
読んでいる。
今の團十郎さんの
祖父母の物語だが
読み応え十分な内容だ。
因習のある世界で
懸命に一途に生きる
人たちが凄まじく
愛おしいって思える
魅力あふれる世界を
小説を通して知り
胸を打たれた。
『歌舞伎座の
絨毯踏みつつ
年忘』
渡邉水巴作
ラブ&ピース