
仕草
今日は朝から
街中に出る準備した。
大体
前日にあれこれと
準備するのだが
なんか急に気温が上がる
予報を聞いて
朝早めに起床して
バタバタと準備する。
少し薄いインナーを着て
薄手のセーターに
ベストにした。
街中への
たまの外出には
思わず気合いが入る。
ピンク色のセーターが
ちょっとした春気分
街中は
すっかり春ものが
ウインドウを席捲している
決算期の今日この頃
街中に車が沢山いて
高速バスも渋滞に
巻き込まれた。
昔
車のメーカーに
勤務していた日々を
思い出した。
西日本地方の
各営業所から大阪支店に
期日迄に
決算書などの書類を
送らないといけなくて
"労働基準局に訴える"
と母が憤る位の
深夜残業の日々があった。
今や
考えられない位の
仕事量だった。
昨今は
パソコンの普及で
会社の状況も随分
変化した事だろうと
こみ合う街中のあかりを
車窓から眺めながら思った.
"あの頃のがんばりが
後の教室運営を
していく中で
大きな力になった"と
自分では納得をしている。
帰宅前に
いつもの町中華で
酢豚定食
柔らかい焼きそばを
それぞれに食べた。
春節の間
店は閉まっていたが
殆んどの店員さんたちが
故郷に帰ってしまったのか
メンバーチェンジが著しい
調理をする人も新しく
なったのか
少し香辛料が変化して
私の好きな香りで
密やかに嬉しい。
店主の奥さんが
テーブルに置いてある
調味料などを小上がりの
テーブルの前に
きちんと正座して
ひたすらに綺麗に
器をふきあげて
明日の準備をしている姿を
垣間見て….
中国から日本に住んで
地域に根強いた店を
築き上げた人の背景…
美しい仕草
真摯な姿にうたれた。
いつものように
"ごちそうさまでした"
安くて美味しい町中華を
後にした。
恙無い日が終わり
流転の海の世界にひたり
爆睡しようっと。
ラブ&ピース