こどもの日
息子の初節句のおりに
両親がプレゼントして
くれた鯉のぼりを
毎日上げていた。
何でも
大げさに祝う
高知の人らしく
凄い大きな
鯉のぼりが
五月晴れの空に
ごよごよとたゆたう….
その横に
"ふらふ"と呼ばれる
大漁旗のような
京都で染めらた武者絵の
旗が迫力満点にはためく。
"もうチョッと小さな
鯉のぼりが良かった"と
その上げ下ろしの難儀に
ついつい横着な事を
考えていた。
家の裏は国有池だったので
余りに大きな鯉のぼりが
チョッとした話題に
なっていたようで
わざわざ見物しにくる
方たちもいて…..
池の周りに人垣がある。
嬉しいというか
有難いというか
面映ゆい….
が・初孫の無事な成長を
願って持参してくれた
両親を思えば感謝だった。
あれから
半世紀….
時が経つのは
早いのか遅いのか….
確かなのは人生の
晩秋を生きている
という事実がある。
明るく単純明快に
自分らしく日々を
紡いでいく。
子どもの日の今日
そんな事を思った。
ラブ&ピース
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