「時間」という究極のGIFTを
私にとって手紙を書くということのきっかけをくださったと言っても過言ではないコブファミ(コブクロファンのこと)さんが、手紙についてとても素敵なブログを書かれていたのでそれに便乗して私も自分なりの手紙との向き合い方を書こうと思います。そんな小難しいことは何も考えていないけれど。
まず、私は人の書く文字を見るのが好きだ。
なんだかそれにはその人らしさや性格が現れている気がするから。ましてや文章になると、とても短い一文だとしてもより一層その人を感じる。もちろん全てがわかる訳では無いし完全な主観だけれど、なんとなく。
かといって日常生活でどれだけ手紙を書くという機会があるだろうか。仕事でお客様へのお礼状や季節の挨拶状などはハガキでもう何年も書いてきた。あくまで仕事なのでちょっとよそゆきの、かしこまった私。それ以外は…年賀状も書かなくなって久しい。
コブクロと出会った私がもうひとつ出会ったものがまさしく手紙だ。ファミさんとの交流を持つようになるとみなさんから何かしらお菓子などのお土産をいただく。するとそこに小さいメモのメッセージがついていることがよくある。それが私はことのほか嬉しかった。
それから私も書こう!と思いそうなるとまぁ、メッセージカードとか買い漁るよね(笑)
そしてみんなでコブクロにメッセージを贈りませんかという素敵な企画と出会う。ハガキ部という名でその活動をしてくれた方が前述のコブファミさんだ。
それぞれが書いたハガキを各公演ごとに集めてファイルにして一緒に渡してくれるというもので、なかなか直接ファンレターとしての手紙を書く勇気がなかった私にはとてもありがたく少し伝えることへのハードルを下げてくれるものに感じた。
それを機にたくさんの方がそうやって気持ちを伝えていることを知り、背中を押されるように私も手紙を書くようになる。
元々文房具好きなことに加え、それを活用できるチャンスが生まれてとても嬉しかった。
前置きが長くなりましたがここから本題(笑)
私のお手紙事情を勝手に語ります。
おしながきは引用させていただきました。
○みためのこと
・レターセット?ポストカード?
・シールやマスキングテープの話
・宛名や切手はどうしてる?
レターセット?ポストカード?
コブクロのお2人に書く時には基本的にレターセットを使います。レターセットは色々買うのでそのときの気分やイメージでどれで書くか選びます。しっとりしたものも落ち着いた和紙も好きだしポップなデザインも明るいカラーも大好きなのでわりと異種格闘技戦。
ハガキ部の企画に参加するときはその名の通りハガキを使います。それから去年のツアーからバンドメンバーにも書くようにしたので、バンメンへの手紙はハガキに書いてそれを封筒に入れています。
ポストカードも見るのも買うのも楽しいし、それぞれ書く相手のイメージでデザインを選んでいます。主観。
鳩居堂の手書きのハガキなど季節を描いているポストカードはお気に入り♪京都に行って買ったものやお土産で貰ったものなどまとめて箱にしまっています。
マリメッコのポストカードセットは前述のファミさんが紹介してて速攻で真似っ子させていただきました。良いと思ったら積極的に取り入れるタイプ(笑)
50パターンのテキスタイルが2セットで100枚!
どれにするか選ぶだけでもう楽しい!
シールやマスキングテープの話
マステも好きだけどこれくらいです。あまり装飾は得意じゃないので上手く使えないなぁと思いながらちょこちょこ使ってます。特定のマステを必ず自分の名前のところに貼って、同じ人かなと気づいて貰えたらなと一応ひっそりとアピールしてます(笑)あ、そのマステこの写真の中にないな。どこやったんだろ。
シールは管轄外()なのであまり買いません。時々手帳に貼りたくなるものを見つけたら買うくらいで手紙に使うことはないかな。
メモ帳やミニレター、ポチ袋等々なんでもかんでも収納してるのはお気に入りのおどうぐばこ。入りきっていないものも多数あるからおどうぐばこ追加したい。
宛名や切手はどうしてる?
宛名は基本フルネームに様で、ハガキや封筒の仕様に沿って縦書きだったり横書きだったりします。縦書きは非常に苦手ですがそこはよく分からないポリシー。(決して横書きも上手くないけど)
ほぼほぼライブ会場でプレゼントボックスに入れるので切手は貼ることないけど郵送するときは普通の切手です。そこもこだわりだしたら楽しそうだけどまだ手は出せないな。
あと書くペンは紙によって変えたりするので様々。和紙なら万年筆で、行の幅が太い便箋は太いペンだったり、紙のすべりとペンの相性でしっくりこなかったら途中で変えて書き直すこともあります。黒に限らずカラーのペンも使います。
今気に入ってるのはSARASAクリップビンテージカラー。
○なかみのこと
・下書きはする?一発書き?
・書き出しはどうやって書こう…
・ずばり内容はなにをかいているのか
・便箋の枚数は?
下書きはする?一発書き?
手紙を書き始めた最初の頃はノートに下書きしてあれこれ添削して清書してたけど今はもう一発書きです。単純に同じことを何度も書くのが実はそんなに得意じゃないと気付いたのと、多少文脈がおかしかろうと最初の衝動に任せた方が自分らしいのかもしれないと思ったから。
でもハガキ部で書くときはテーマやハガキ1枚と容量が決まっていたりするので下書きはわりと念入りにやります(笑)
書き出しはどうやって書こう…
これはもういつも同じ!○○さんこんにちは。で書き始めます。お名前を必ず文章の中に入れるようにしているのですが、まず挨拶でお名前登場。早い。もうクリア。
ずばり内容はなにをかいているのか
基本的にはライブの感想です。ちょっとした季節の挨拶や自分の今を書くこともありますが、曲や歌についてこの日はこう感じたとか声の聴こえ方とかMCに爆笑したこととかそのすきな気持ちとかこれがすきとかすきとかすきとかを思い出しながら書いています。とにかくどこがどうすきか伝えたい。
テンプレではなくその都度思ったことを書くようになったのは手紙を書き始めてからしばらくたって、少し書くことに慣れてきた頃からかなと思います。最初の頃は何をどう書けば良いか分からなかったけどそれでも書き続けていくうちに自分なりに自由に書けるようになってきた?気がする。
しかし記憶力がゴミで高揚した感情だけを残してライブ後帰りながら忘れていくレベルなので鮮度のなるべく高いうちに書かないと何も書けません。もう少し細かいことを覚えていたい…。
便箋の枚数は?
だいたい2~4枚。普通ですかね。
ツアー中で何度も手紙をかくときはだいたい2枚で収まってます。
○その他こころがけていること
こころがけていることは取り立ててないけどなるべく字を丁寧に、読みやすいようにとは意識します。達筆に憧れてペン字とかやったこともあるけどまあなかなか上手になるのは難しいので心を込めて。
手紙とは、書いた人の気持ち、文章と直筆の文字から伝わるその人らしさ、そしてそれを書いている時間が贈り物なのだと思う。書いている間、はたまたどう書こうと思案している時間ずっとその相手のことを考えているから。
だから自分が手紙を読むときそれらを思い浮かべて嬉しくなる。こんなに素敵なGIFTはない。
会って話す。顔を見て会話をする。それと同じくらい相手と時間を共有できるものなのかもしれないと思う。令和の時代にアナログだけれど、私はこれからも続けていきたい。
なんだかすごく長くなってしまったけどこんな感じです!手紙もそうだけど書き終わりって難しいよね(笑)
読んでくださってありがとうございました!