昨日は終戦記念日
普段、戦争もののドキュメントは観ない。
昨日はつい観てしまった…
BS1スペシャル
「マンゴーの樹の下で~こうして私は地獄を生きた~」
戦争で亡くなった方を
偲んで、悼んで、悲しんで、悔やんで…
当時の少年少女たちは、現在80over。
何十年経ってもその記憶は消えず、悪夢にうなされている。
神様はなんで…あの時…
母を、父を、兄弟を、子どもを…
と言うけれど。
生き残った方達の方が、今も地獄を生きているようにしか見えなかった。
私だったら、願わくば死ぬ側希望。
生きていれば!なんていうのは、幻想に過ぎないのかもしれない。
あまりにも過酷な現実。
あの時亡くなった彼らは、生き残ったあなた達よりも心穏やかに安らかに眠っているのでは?
だから、もう
あの時どうして…
あの時ああすれば…
と後悔しなくてもいいと思うのだけれど。
インタビューを受けた何人かは、いまだに当時の様子を話せない。
亡くなった友達の最後を話せない。
75年たった今でも癒せない心の傷。
本当に悲しいとその事実を誰にも話せない。
実は私にも経験がある。
私は10年で抜け出せたけれど…
戦後75年経っているのに…
もしかしたら、死ぬまで癒されることはないのかもしれない。
戦争が終わっても生き地獄。
戦争とはそう言うもの。
テレビにしては珍しく、エグい遺体をそのまま映していた。
目を背けてしまった…
戦争とはそう言うもの。
ずっと覚えておこうと思った。