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次女が脳腫瘍になった①右目がみえてなかった

「ママ〜、学校の視力検査で測定不能って言われたよ」
2020年10月、次女に突然言われたのです。

私自身は小さい頃から眼鏡っ子なので目が悪くなる状況はなんとなく理解していたのだけど、測定不能って何だろう?と、まずは学校からのお手紙が来るらしいので待つことに。

学校からは「右目の測定が出来ません。早めの眼科受診をお勧めします」と書かれていました。
その日、次女に左目を隠した状態で目の前に指を差し出すと何となくしか見えないと。
右上の視野に関しては、明らかに欠けてそうな状況で、これは良くないのでは?と都合をつけてかかりつけの眼科へ行きました。

先生は眼底検査の後、もう少し神経を見たいと別の機械で検査もしてくれたのですが、
「神経の色が普通とは違っている。札幌に神経眼科の専門の先生がいて、紹介状を書くから行ってほしい」と伝えられました。

このタイミングで、自分でも検索して多分脳腫瘍かもと考えていました。また、札幌に行ったら間違いなくMRIを撮るだろうと。自分は腕の骨折の時に経験していたから、あの音に次女が耐えられるのか?という不安がありました。

紹介状を書いてくれた病院にはすぐ連絡しました。状況をお話しして、予約を取りたい旨伝えると看護師さんが「それは出来るだけ早く来たほうがいいと思う」と伝えてくれ、更に良くない状況なのだなと感じましたが、次女には「病院の帰りにお買い物してこよう!」と伝え、地元眼科受診した翌週の金曜日に札幌の病院の予約を取り、その前日の夕方に2人で札幌まできてホテル泊する事にしました。

嫌な予感はあって、不安ではあったけど、今思えば不安なだけで現実に起こるとは思ってなかったのかなと思う。
どこかで、違う話をされるのかなと軽く考えていた所もあったと思うし、MRIにどう挑ませるのかで頭がいっぱいだったかもしれません。

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