沐浴の場所とベビーバスの選び方 ~最低限必要な赤ちゃんグッズ 番外編~
赤ちゃんをお風呂に入れる沐浴♨️
大人と別に用意したお湯で入れる沐浴は、免疫力が弱い新生児の間の1ヶ月だけでよいと言われています。
ですが、実際1ヶ月を過ぎても、首も腰も座ってない赤ちゃんと一緒にお風呂に入れるのは大変💦
何だかんだ首が座る3ヶ月とか腰が座る5ヶ月くらいまではベビーバスで入れた方が楽なこともある✨
現役助産師の私がベビーシッターで色々な月齢の子の沐浴をやった結果…
動きが活発になってベビーバスから転がって出ちゃうようになる頃になったらベビーバス卒業❕
(沐浴の入れ方や場所、サポートの有無にもよりますが)
ただ沐浴が終わったからと言って、ベビーバスが完全に不要になるわけでもない!使い方は他にもある🎵
だからせっかくベビーバスを買ったのに、沐浴が終わったからと言って捨てるのはもったいない♻️
ここでは実際使ったベビーバスで感じたこと、実践編をお届けします💌
ただこれはあくまで助産師Rの実体験を元にした、個人の意見です!
ご参考までに・・・
ベビーバスの選び方🛀
まず、どこで沐浴しようと考えてますか?
①風呂場
②キッチン
③洗面台
④シャワーでいいかな
①風呂場 を選んだあなた
お風呂は水はけがいいし、シャワーも近い。水を溜めたり入れたりするのが楽なのでやる場所としては選ばれやすい!
ただ一つ注意!腰…大丈夫??
お風呂場と脱衣所に段差がある場合には、自分は脱衣所に座って、ベビーバスを風呂場におけるので、腰にも負担が少ないからベストな形✨
じゃぁ段差がない場合には?
床にベビーバスを置いて、自分は床にしゃがむか椅子を置いて座る形となります。つまり前かがみの状態になる。
沐浴に慣れて5分程度でささっと終わらせられるようになってからなら問題ありませんが、慣れなくて沐浴に時間がかかる時には腰への負担が大きい。
腰が辛いからお風呂の蓋の上にベビーバスを乗せてやるっていう方がいますが、これは絶対NG!!!
ベビーバスが落っこちたりしたら赤ちゃんの怪我の元です。蓋の上でお着換えも危険なので、できれば止めましょう...
使うとしても、お風呂からあげた直後に拭くバスタオルを置く程度にしましょう。
お風呂場で入れるなら。。。プラスチックタイプのベビーバスがおすすめ❤
お風呂なら幅の制限はありませんからね!それに立てかけて乾燥して置けるので、使った後も楽ちん♪
空気で膨らませるタイプでももちろんいいのですが、
赤ちゃんが少し大きくなってからも沐浴でお風呂に入れようと考えている方の場合には、壁が軟らかい空気で膨らませるタイプは赤ちゃんの重さやお湯で弛んでお湯が溢れてしまったり安定しなかったです💦
ちなみに私が使って便利だったのは☟こういうタイプ
画像:永和
赤ちゃんのお尻を支えてくれる突起がついていて、赤ちゃんを支えるのをサポートしてくれます。赤ちゃんも浮力でふわふわしないので落ち着いてくれすい。
背中を洗う時、ひっくり返すと思いますが、その時にも赤ちゃんを支えてくれ、ひっくり返った体勢を取りやすいし、お顔が水についてしまうこともありません。
そして背中の部分が斜めになっている!これは少し大きくなった時に便利でした!!
首がすわり、ある程度腰も安定してくると、この斜めの部分に寝かせれば、首を支えなくても安定するんです。短時間なら両手を離すこともできます。
※新生児は絶対にしないでください!首がすわっていませんし、まだ小さいので溺れる原因になります。
大きくて突起がついていないタイプのベビーバスを使うと、赤ちゃんが浮いて泣いてしまったり、片手で暴れる赤ちゃんの全体重を支えながら沐浴をするので、人によっては慣れていない初めてママパパはちょっと使いにくいかも...
②キッチン を選んだあなた
キッチンでやる一番のメリットは、腰に負担が少ないこと!逆にデメリットは、お着換えやバスタオルを置く場所を工夫する必要があること。キッチンカウンターでは狭いので、バスタオルのみ置いておいて、とりあえずくるんでリビングやベビーベッドなど広い場所でゆっくりお着換えするのがいいでしょう。
キッチンのシンクにはめ込むタイプのベビーバスもあります。
空気で膨らませるタイプや
画像:Richell
プラスチックでシンクの形に合うタイプ
画像:西松屋
シンクが大きければ、①お風呂 でおすすめしたタイプを使ってももちろんOK。
私が使っていて便利だったのは…空気を膨らませるタイプでした。
お風呂と違ってシンクにはめ込む場合は、お湯や赤ちゃんの重さによって弛むこともありません。またシンクの場合、普段はシンクとして使い、沐浴の時だけ沐浴槽に変身するので、重たいベビーバスだと設置が大変...
シンクの大きさによってはプラスチックだと入らない場合もある。
壁が軟らかい空気で膨らませるタイプだと、多少空気の量を調節すれば突っ込める!!
こちらもお尻を支えるストッパーがあるタイプだと、お尻を支えてくれるので、楽ちんです★
ちなみに画像で使わせて頂いたRichellさんの空気で膨らませるタイプには
ひっかけフックがついていて、浴室にあるポールなどにS字フックでひっかけて乾燥させてました。
画像:Richell
③洗面所 を選んだあなた
今は綺麗で広い洗面所も増えていますよね。
洗面所の場合…正直ベビーバスはいりません!
洗面所をキレイに洗って、そのままお湯を張って沐浴できます。
最近はシャワーノズルが伸びるタイプの洗面台も増えているので、キッチンと同じように沐浴できますね。
洗面台で沐浴をするときに便利なグッズがベビーバスマット。(キッチンのシンクでも使えます。)
画像:Amazon
洗面台に設置することで、赤ちゃんを支えてくれます。
画像:blooming bath
このようなグッズを使ったとしても首がすわるまでは、しっかり首を支えて沐浴してあげてくださいね。
④シャワーでいいかな を選んだあなた
沐浴はお湯につけることで赤ちゃんの代謝をよくする効果もありますが、絶対にお湯につからなければいけないというわけではありません。
これからは夏の時期になりますし、一番の「赤ちゃんの体を綺麗にする」ことができれば、シャワーでもいいんです。
シャワーの場合にはこんなベビーバスマットもあります。
画像:Richell
こちらをシンクやお風呂場において、シャワーをすることもできます。
くぼみがついていて、体を支えてくれますが、絶対に目は離さず、赤ちゃんのサイズによってはしっかり支えてあげてください。
もう少し大きくなって、体幹がしっかりしたころからはバスチェアが使えます。
こちらは背もたれのリクライニングを調整して、寝かせたような体勢にできるので、首がすわり始める2~3か月頃から便利☟
画像:Richell
腰がすわり始める6か月頃からは、リクライニングはしませんが、しっかりと腰を支えてくれるタイプに座らせて、ママと一緒にお風呂に入っちゃうというのもできます。☟
画像:Richell
沐浴するスペースが狭い あなた
折り畳み式のベビーバスも増えています。収納スペースを考え、ぺったんこになるものが多いので、
沐浴する場所が狭い
ベビーバスを置いておくスペースがない
という方におすすめ。
⇩たたむと
画像:カリブ
ただのかごのような形のタイプもあります。
コンパクトで収納に便利なだけでなく、ベビーバスを使わなくなった後には、洗濯物を入れる籠などで使う...(実際に私やってました)
などベビーバス以外の用途でも使いやすいかもしれません。
デメリットは上でご紹介したベビーバスたちと違って、赤ちゃんの支えになるものがないこと。多少の傾斜がある程度なので、全体重を片手でしっかり支える必要があります。
浮力があるので、実際に赤ちゃんを片手で抱っこするよりは軽く感じますが、泣いたり動いたりするので、コツが必要ですね。
そんな沐浴のコツは、また別の記事でお伝えしたいと思います!!
やっぱりお風呂の記事は一回では終わりませんでした💦
今回は実用編でした!絶対に必要なお風呂グッズは別の記事でまとめているので、そちらも見てみてください👀
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以上助産師Rでしたー🦊
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