【人体実験】ヘラってる最中のINFPの心理状態

　こんばんは。恋人に振られて錯乱状態に陥っていたまふゆです。
　なんたって友達として4年、恋人として5年、合わせて9年もの歳月を共に過ごしたお相手との破局だったので中々応えました。
　一瞬で私のメンタルは絶不調に陥り、自分でも何を言っているのかわからない状態になり、みっともなく泣き喚く始末。その醜態はnoteにも漏れていたので皆さんにもお見苦しいところをお見せしましたが、今は少し冷静になってきたので記事を書いてみようと思います。
　せっかくだからメンタルがやられている最中のINFPはどういう思考パターンになっているのかをリアルタイムで記述していこうじゃありませんか。自分自身が最高のサンプルというわけですね！

　さて本題に入る前に、平常時のINFPについて語らなければなりません。
　INFPの心理機能は主機能Fi、補助機能Ne、第三機能Si、劣勢機能Teというラインナップになっております。
　Fiは一般的に「自分のお気持ち」と思われがちですが、それだけではありません。心理機能を解説したサイトを読めばわかりますが、

　倫理、感情移入、共感、擁護、保護、正義

　といった性質も司っているのです。要するに非常にモラルについて敏感で、弱い人や困っている人は守られるべきだと思っているわけです。機嫌のいい時は。
　
　で、その共感とモラルの塊であるFiを補助機能のNe（アイディアや好奇心）で膨らませているので、「あの人は今もしかして傷ついてるんじゃない？」と他人の気持ちを察することに用いたり、「世界中の人間が救われなければならない！」とやたらスケールの大きい人道主義を唱えることに使うわけですね。
　なのでメンタルが安定してる時のINFPは穏やかなロマンチストに見えると思います。

　しかし人間は強いストレスを受けるとまず補助機能を使えなくなるとされています。失恋直後の私がまさにそうでした。
　Neが完全破壊されたことによって想像力を失い、

　もう自分が何をするべきかわからないし何を言っているかもわからない。他人の感情も上手く読み取れないし興味も湧かない。自分の言動が周囲にどんな影響を与えるかについて無関心になり、ひたすら悲しい、寂しい、という気持ちを訴えることに夢中

　というバケモノと化したのですね。noteでピーピー喚いていた最中の私はこんな感じでした。Fiが生み出す悲しみに支配され、正常な判断力を喪失しているのです。当たり前ですが仕事も手に付きませんし食事も喉を通りません。
　そして頭の中はひたすら過去の記憶で埋め尽くされています。

　別れた恋人と上手くいっていた時の楽しい思い出。喧嘩した時の記憶。LINEで別れ話を告げられた瞬間。

　そういった辛い記憶がひたすらフラッシュバックし続けて精神が苛まれていきます。ストレスで補助機能を使えなくなったことによって起きる1ー3ループですね。
　INFPの場合はFi(悲しみ）とSi(過去の記憶）が結びついて、ひたすら昔のことを思い返しメンタルが削れていく状態に陥るわけです。
　で、このFiーSiグリップの何が厄介って、どっちも内向的な心理機能なので他者への興味をすっかり失うんですね。
　意識のある間ずっと過去の記憶に浸ってるので、たとえ人前で言葉を発してるとしても、体感としてはブツブツ独り言を言ってる感覚なんですよ。noteに浮上して何かをつぶやいてる時もそうでしたね。
　いえ、皆さんが心配して優しいコメントを書いてくれてるのは気付いてたんですが、

　あれ？　反応がきてる？　なんでだろ？
　
　って感じでしたね。
　独り言なのになんで反応が来てるんだろう……？
　って。
　あとTe劣勢なので元々の自己評価が低いのもあり、
　恋人に見捨てられた私は無価値なんだから誰も本気で心配するはずがない、どんな言葉を吐き捨てようが誰も気にしないだろうしどうでもいいやと思ってたので、クエスチョンマークを浮かべながらコメントを読んでましたね。
　……いやはや、このたびは大変ご迷惑をおかけ致しました……。

　……。
　…………。

　ま、ここまで書いたなら最後まで恥を晒すべきでしょうね。
　極限状態まで追い込まれるといよいよ主機能と劣勢機能が結びつき、劣勢グリップが始まります。
　Fiに倫理、感情移入、共感、擁護、保護、正義といった耳障りのいい単語が並んでいたのを思い返してください。これが使い慣れないTeと結びつくことにより、いよいよメンヘラムーブの最終段階に到達します。
　つまり「私は今とても悲しんでるんだから、優しくされるべきだよね？　もっと私に感情移入して共感してくれてもいいよね？　こんなに可哀想なんだから保護されるべきだよね？　それが正義ってものでしょう？」というめんどくさい心理状態になるのですね！
　Fi（悲しみ）とTe（支配欲）が結びつき、根底に傲慢さのある嘆きを撒き散らすようになる。もっとも、この状態の私を目撃したのはごく親しい一部の人間だけですが。とはいえ私と距離が近かったゆえに至近距離でメンヘラを浴びた方々には返す言葉もありません。ごめんなさいごめんなさい……。

おまけ

　長くお付き合いしていた方との破局だったので、大量の思い出の品が残されてしまいました。メソメソしながら一つ一つ処分・整理していると、PCの中から怪しげな画像フォルダが見つかったではありませんか。
　なんだっけ？　と思いながら開いてみたら、別れた恋人に送りつけた自撮り画像の数々でした。もろに黒歴史ですねこれは！
　しかも恐ろしいことに、会社員時代に職場の駐車場で胸元をはだけた自撮りも出てきたんですよね。何やってんですか過去の私！　
　……たぶん出勤直前に「制服姿の私を見て～♡♡♡」ってやってたんでしょうね……。
　INFPの会社員適性が低い理由、お分かり頂けたでしょうか。
　職場のルールとかどうでもいい、だいしゅきな人に媚びるのが一番、愛と理想と芸術だけで生きてる。芸術家か愛人には向いてると思うんですが、正社員としては働くのは絶対無理だと再認識しましたね。